2020年1月24日(金)

【満員御礼】人文系私設図書館ルチャ・リブロ:青木真兵 × 泊まれる出版社 真鶴出版:川口瞬 「小さな場所からはじめよう」<奈良県の山村・東吉野村と神奈川県の”消滅可能都市”・真鶴町 それぞれの”小さな場所”から見えること>

【満員御礼】となりました。。

人口約1600人、奈良県の東吉野村に「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」をつくった青木真兵・海青子夫妻。縁もゆかりもなかった奈良の山村に移住し、自宅を開放するかたちでつくった人文知の拠点は、遠方からも人を呼び込む地域の磁場となりつつあります。

神奈川県西部にある、神奈川県で唯一の過疎地・真鶴町に、出版業と宿泊業を掛け合わせた「泊まれる出版社」真鶴出版をつくった川口瞬・來住友美夫妻。真鶴出版をきっかけに16世帯40名が真鶴に移住するなど、そのありようは地域に少なからず影響を及ぼしています。

山村の「人文系私設図書館」と“消滅可能都市”の「泊まれる出版社」-前例のない未知の場つくりに挑んでいる両者。でもどちらにも無理は感じません。自分のいる場所でできることから小さく始めていくというスタンスは、資本主義のもと経済合理性最優先で動いてきたこれまでの社会のありように、地域から異議を唱えているように見えます。

10月に夕書房から『彼岸の図書館』を出された青木真兵さん、12/20に『小さな泊まれる出版社』を自社から出された川口瞬さん。お金ではなくその場での暮らしを中心に据えてそれぞれの営みを進め拡げて来たお二人をお迎えして、それぞれの“小さな場所”の現在と、そこから見える日本社会の姿そして未来について、店主がお話を伺います。

・日時 2020年1月24日(金)19:30~21:10 (19:00開場)※通常営業は18時終了
・場所 ポルベニールブックストア(大船駅東口)
・出演 青木真兵(人文系私設図書館ルチャ・リブロ)、川口瞬(真鶴出版)  聞き手:金野典彦(ポルベニールブックストア)
・備考 終了後サイン会実施予定。サインご希望の方は著書のご購入をお願いします。

●お申込み方法
お名前、ご参加人数、メールアドレスをご明記のうえ、タイトルを「1/24トークイベント申込」として、メールにて porvenirbookstore アット gmail.com (アットはアットマーク) あてにお申込み下さい。お電話または店頭でも承ります。定員になり次第締切ります。

・募集定員:28名(椅子席)
・参加費:税込1500円(ビール1缶またはソフトドリンク1本つき) ※当日会場にてお支払い下さい(現金のみ)

青木真兵(あおき・しんぺい)
人文系私設図書館Lucha Libro(ルチャ・リブロ)キュレーター。機関誌『ルッチャ』、蔵書案内『りぶろ・れびゅう』を発行。青木海青子との共著に『彼岸の図書館』(夕書房)がある。『HABノ冊子』にて「山學日誌」連載中。普段は就労支援を行っている。

川口瞬(かわぐち・しゅん)
真鶴出版代表。2015年より神奈川県真鶴町に移住。「泊まれる出版社」をコンセプトに真鶴出版を立ち上げ、出版を担当。地域の情報を発信する発行物を手がける。

●お問合せ
ポルベニールブックストア TEL:0467-40-5102 E-mail:porvenirbookstore アット gmail.com (アットはアットマーク)

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