※チョン・ソヨンさんの来日が延期したため、この度のトークイベントの開催を中止いたします。
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『他者とは、人生とは、未知の存在だ。
その未知とつながることの痛みと奇跡を、こんなにも優しく照らし出す作者はまるで灯台の光のよう。
絶対に私たちを見つけてくれる。』
(松田青子)
韓国SF短編集『となりのヨンヒさん』の著者チョン・ソヨンさんが来日!
作家の松田青子さんをゲストに、トークイベントを行います。
【司会:吉川凪さん(韓国語翻訳者)】
作家であり、〈韓国SF作家連帯〉の初代代表であり、英語→韓国語の翻訳者でもあり、人権派の弁護士としても活躍しているチョン・ソヨンさん。
そのデビュー作『となりのヨンヒさん』の魅力とは?
本書のゲラを読んで「大ファンになりました!」と仰った作家・松田青子さんをゲストに、語りつくします。
【プロフィール】
チョン・ソヨン
1983年馬山生まれ。
ソウル大学で社会福祉学と哲学を専攻。
大学在学中、ストーリーを担当したマンガ『宇宙流』が2005年の〈科学技術創作文芸〉公募で佳作を受賞し、作家としてのスタートを切った。
小説執筆と併行して英米のフェミニズムSF小説などの翻訳も手がけている。
2017年には他の作家とともに〈韓国SF作家連帯〉を設立し、初代代表に就任した。
また、社会的弱者の人権を守る弁護士としても活動中。
松田青子(まつだ・あおこ)
1979年兵庫県生まれ。作家、英日翻訳家。
同志社大学文学部英文学科卒業。
2013年、デビュー作『スタッキング可能』が三島由紀夫賞及び野間文芸新人賞候補に、14年Twitter文学賞第一位となる。
19年『ワイルドフラワーの見えない一年』収録の「女が死ぬ」(翻訳:ポリー・バートン)がアメリカのシャーリィ・ジャクスン賞短編部門の候補となる。
その他の著書に『英子の森』『おばちゃんたちのいるところ』など、翻訳書にカレン・ラッセル『狼少女たちの聖ルーシー寮』『レモン畑の吸血鬼』、アメリア・グレイ『AM/PM』、ジャッキー・フレミング『問題だらけの女性たち』などがある。
吉川凪(よしかわ・なぎ)
大阪市生まれ。
新聞社勤務を経て韓国に留学し、仁荷大学国文科大学院で韓国近代文学を専攻。文学博士。
キム・ヨンハ『殺人者の記憶法』(クオン)の翻訳で、第4回日本翻訳大賞を受賞した。
著書に『京城のダダ、東京のダダ――高漢容と仲間たち』など、訳書にチョン・セラン『アンダー、サンダー、テンダー』、崔仁勲『広場』(以上クオン)など多数。
日程 / 2020年3月3日 (火)
時間 / 19:00~20:30 開場 18:30~
料金 / 1,540円(税込)
定員 / 110名様
会場 / 本店 大教室