月桂樹の館で暮らす男の子ジェームズ。 館を逃げ出したジェームズは、フィルチングの町で、決して使うなと言われていた金貨でパンを買ってしまう。それがとんでもない事態を招くとも知らず……。 物の声を聞く »続きを読む
エドワード・ケアリー
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2016年10月14日(金)
東京創元社刊『堆塵館』(エドワード・ケアリー/古屋美登里訳)刊行記念トークイベント 「ケアリーのダークで愛しい不思議な世界」
『望楼館追想』で鮮烈なデビューを飾り、カルトな人気を獲得したイギリス作家・エドワード・ケアリーが十年の沈黙を破って放つ大作『堆塵館』(東京創元社)。本作の翻訳者である古屋美登里さんと、書評家の豊﨑由美さんが、ダークなのに »続きを読む
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2016年10月20日(木)
代官山文学ナイト:古屋美登里トークショー 『堆塵館』(E・ケアリー/東京創元社)刊行記念 ゲスト:深緑野分
十九世紀後半、ロンドンの外れに巨大なごみ捨て場があった。幾重にも重なる山のその中心には『堆塵館』という、ロンドンの不用なごみの寄せ集めでできた巨大な屋敷があり、ごみから財を築いたアイアマンガー一族が住んでいた。 一族の者 »続きを読む