“文芸批評家としての最後の主著”と佐々木敦氏が自負する、集大成的な著書『それを小説と呼ぶ』が刊行されました。
「世界」「神」「無限」――、マクロなテーマについて思考することが、いつのまにか「小説」の到来を呼び込む、そんな目論見に沿った論述はどこに向かうのか?
『それを小説と呼ぶ』の「それ」とはいったい何なのか?
本作にも大きな影響を与えた『Self-Reference ENGINE』『文字渦』などの著者、円城塔氏を迎えて徹底的に語り合っていただきます。
※WEB会議ツール「Zoom」を使用して実施します。passmarket-master@mail.yahoo.co.jp (配信専用アドレス)より前日21時過ぎと当日17時過ぎにウェビナー登録のURLをお送りします。どちらかで登録をお願いいたします。(URLの共有は禁止いたします。)
※インターネットに接続したパソコンや、タブレット端末、スマートフォンが必要になります。
※スマートフォン、タブレット端末の場合、事前に「Zoom」のアプリダウンロードが必要です。
【プロフィール】
佐々木 敦
1964年生まれ。著述家。音楽レーベルHEADZ主宰。
文学、音楽、演劇、映画ほか、広範な範囲で批評活動を行う。
著書に、『ニッポンの思想』『ニッポンの音楽』『ニッポンの文学』(講談社現代新書)『新しい小説のために』(講談社)、『あなたは今、この文章を読んでいる。』(慶應義塾大学出版会)、『シチュエーションズ』(文藝春秋)、『未知との遭遇』(筑摩書房)、『これは小説ではない』(新潮社)、『批評王――終わりなき思考のレッスン』(工作舎)、『絶体絶命文芸時評』(書肆侃侃房)など多数。
2020年、「批評家卒業」を宣言。
同年3月、初の小説「半睡」を発表した。
円城 塔
1972年北海道生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。
2007年「オブ・ザ・ベースボール」で文學界新人賞受賞。
2010年『烏有此譚』で野間文芸新人賞、2011年早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞、2012年『道化師の蝶』で芥川賞、『屍者の帝国』(伊藤計劃との共著)で日本SF大賞特別賞、2017年「文字渦」で川端康成文学賞、日本SF大賞を受賞した。
他の著書に『Self-Reference ENGINE』『これはペンです』『プロローグ』『エピローグ』などがある。
日程 / 2020年12月18日 (金)
時間 / 20:00〜21:30
料金 / ①参加料のみ 1,320円(税込) ②参加料+『それを小説と呼ぶ』(サイン本・送料込)4,950円 (税込)
定員 / 100名様
会場 / ※WEB会議ツール「Zoom」を使用して実施します。