※本イベントはオンライン配信でのみご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
2019年1月に亡くなった、詩人にして日記映画・個人映画作家のジョナス・メカス。
日本におけるメカスの初の論集『ジョナス・メカス論集 映像詩人の全貌』の刊行を記念して、オンライン配信のトークイベントを開催します。
登壇されるのは、本書において晩年のメカスにかけられた“戦時中に反ユダヤ主義的な活動に携わっていたのではないか”という疑惑を読み解いていく論考「ジョナス・メカスはどこにいたのか」を執筆された、自身メカスの上映イベントなども企画されている井戸沼紀美さん。
同じく、自身映像作家としての視点から、おもにデジタル期のメカス作品を精緻に分析する論考「フローズン・サムネイル・フレームズ」を執筆された佐々木友輔さん。
そしてメカスの生前、カルチャーマガジン「HEAPS」でメカスの半世紀をたどる取材記事を執筆されたNY在住のライター兼編集者、秋田梨紗さんをお呼びし、主に2000年代以降のメカスについてのトークが交わされる予定です。
司会には、本の編者である映画ライターの若林良さんがあたります。
『ジョナス・メカス論集』は吉増剛造さんや飯村隆彦さんなど、生前のメカスと強い親交のあった方たちの玉稿も目立つ一方で、20代から30代の、若い論者たちの鋭い視点もまた特筆に値します。
これからのメカス、ひいてはプライベート・フィルムの可能性を読み解く上でもひとつの分岐点となりうるかもしれないこの対談に、ぜひご参加ください。
【出演者プロフィール】
井戸沼紀美(いどぬま・きみ)
福島県生まれ、都内在住。明治学院大学卒。
これまでに『ジョナス・メカスとその日々をみつめて』『ジョナス・メカス写真展+上映会』『肌蹴る光線 ーあたらしい映画ー』などの上映イベントを企画。
佐々木友輔(ささきゆうすけ)
1985年兵庫県生まれ。
映画制作を中心に論考や脚本の執筆、展覧会や出版の企画など。
東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。
現在、鳥取大学地域学部地域学科国際地域文化コース講師。
近年の上映に『コールヒストリー』(イメージフォーラム、2019年)、著作に『人間から遠く離れて――ザック・スナイダーと21世紀映画の旅』(noirseとの共著、トポフィル、2017年)など。
秋田梨紗(あきた・りさ)
1991年、東京生まれ。
高校卒業後に渡米、大学卒業後の6年前からニューヨークにて出版関連の仕事に携わる。
2016年から、カルチャージャーナリズムのマガジン『HEAPS(ヒープス)』で編集者とライターを務める。
若林良(わかばやし・りょう)
1990年生まれ。映画批評/ライター。
論考に「「障害」を見る私たち」(映画『ナイトクルージング』パンフレット所収)、「「現在進行形」の神代辰巳 『女地獄 森は濡れた』を例に」(『ヱクリヲ Vol.5』所収)など。
単著に『偉人たちの辞世の句』(辰巳出版)。
neoneo編集委員。
______________________________________
【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です
・配信はリアルタイムのみでご視聴いただけます。録画での視聴はできませんのでご注意ください
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください
【書籍付きチケットのご案内】
・書籍『ジョナス・メカス論集 映画詩人の全貌』を、イベントの配信チケットとセットで販売いたします
・書籍はイベント後の発送となる場合もございます。予めご了承ください
・ご記入いただいた住所は、書籍発送以外の目的には使用しません
・書籍は、B&Bからの発送となります
【キャンセルにつきまして】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください
______________________________________
時間 _ 20:00~22:00
場所 _ リアルタイム配信
▼入場料
■視聴参加:¥1,500(税別)
■書籍付きチケット:視聴参加¥1,500+『ジョナス・メカス論集 映像詩人の全貌』(neoneo編集室)¥2,000(ともに税別)