– 新型コロナウイルスを含む感染症対策による「来店参加」中止のお知らせ –
参加者および関係者の健康・安全面を第一に考慮し、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、本イベントに於きまして「来店参加」を中止とさせていただきます。ご来店にて参加をご予定されていた皆さまには誠に申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。※オンライン配信は開催致します。
農と食という、人が生きる根源的な営みを主題にして、農業のテクノロジー化と商業のグローバル化が急激に進む現代社会の諸問題に鮮烈なメスを入れ続ける農学者、藤原辰史氏。
生きることの迫真性を求め、都会から奈良の里山へ移り住み、生き物たちとの貪欲で不道徳な共生を実践する農耕者、東千茅氏。
いま、日本で最も注目されると言っても過言ではない、「農」に関わる二人の実践者が初めて顔を合わせ、「農」の未来を語り合います。
工学から独立した農学は果たして成立しうるのかを農学思想の歴史から探求する藤原氏の新刊『農の原理の史的研究』と、堆肥をキーワードに里山の持つ本来的な姿とそこでこそ得られる生の悦びを描き出す東氏の新刊『人類堆肥化計画』。
書物にはおさまりきれない、過剰で土くさい思索の奔流がぶつかり合い、どのような化学反応を起こすのか、滅多に聞くことのできない、注目のイベントです。
都市生活に根本的な見直しをせまる新型コロナウィルス流行下において、都市の繁栄と浪費を支え続けてきた農村や農業への関心も増しこそすれ、衰える気配はありません。
2021年からの暮らしをどう組み立てるのか、たった一度きりの人生をどう悔いなく送るのか、なかなか普段は口にしないけど、とても切実な悩みにも、きっといいヒントが得られる対話となることでしょう。
藤原 辰史 (ふじはら・たつし)
京都大学人文科学研究所准教授。1976年北海道旭川市生まれ、島根県奥出雲町出身。2002年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程中途退学。博士(人間・環境学)。専門は農業史・環境史。著書に、『ナチス・ドイツの有機農業』(柏書房・2005年)、『決定版 ナチスのキッチン』(共和国・2016年)、『トラクターの世界史』(中公新書・2017年)、『給食の歴史』(岩波新書・2018年)、『分解の哲学』(青土社・2019年)など多数。
東 千茅 (あづま・ちがや)
農耕者、里山制作団体「つち式」主宰。1991年大阪府生まれ。2015年奈良県宇陀市大宇陀に移り住み、ほなみちゃん(稲)・ひだぎゅう(大豆)・ニック(鶏)たちと共に里山に棲息。2020年には、棚田と連続する杉山を雑木山に育む二百年計画「里山二二二〇」を開始する。著書に『つち式 二〇一七』(私家版・2018年)、「『つち式 二〇一七』著者解題」(『たぐいvol.1』亜紀書房・共著 2019年)。
【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Peatix」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。
【対象商品】
・イベント [オンライン参加] 券(1,300円/税込)
・書籍『農の原理の史的研究』(創元社・3,850円/税込)+イベント [オンライン参加] 券(1,000円/税込) セット 4,850円(税込)
・書籍『人類堆肥化計画』(創元社・1,870円/税込)+イベント [オンライン参加] 券(1,000円/税込) セット 2,870円(税込)
・書籍『農の原理の史的研究』(創元社・3,850円/税込) +書籍『人類堆肥化計画』(創元社・1,870円/税込)+イベント [オンライン参加] 券(500円/税込) セット 6,220円(税込)
※『農の原理の史的研究』は1月下旬に入荷予定です。オンライン参加のお客様には発売日後に配送いたします。
※Peatixで取得したお客様の個人情報は、本イベントへお申し込み頂いた方への商品発送にのみ使用し、それ以外での使用は行いません。個人情報のお取り扱いについてご同意の上、お申込み下さい。
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受付締め切り: 2021年2月2日(火) 19:00まで
会期 2021年2月2日(火)
時間 19:00~21:00(15分前より接続可能です)
場所 代官山 蔦屋書店/Zoomウェビナー機能を使用したオンラインライブ配信
定員 Peatix 購入ページ参照
主催 代官山 蔦屋書店
共催・協力 創元社
問い合わせ先
daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp