2021年9月9日(木)

橋迫瑞穂 × 金田淳子「女性の身体とスピリチュアリティ、そしてフェミニズムのゆくえ」 『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』(集英社)刊行記念


※本イベントはリアルタイム配信と見逃し配信(1ヶ月間)でご参加いただけるイベントです。
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いま日本社会で大きく膨れ上がった「スピリチュアル市場」。
 
特に近年は「子宮系」「胎内記憶」「自然なお産」に代表されるような妊娠・出産をめぐるコンテンツによって、女性とスピリチュアリティとの関係性はより強固なものとなっています。
 
しかし、こうしたスピリチュアリティは容易に保守的な家族観と結びつき、ナショナリズムとも親和性が高いことは見逃せません。
 
そして、これまでフェミニズムがとりこぼしてきたとも言える、この社会で「母」になろうとする女性が抱く不安とスピリチュアリティとの危うい関係について、その構造を解明する試みが社会学者の橋迫瑞穂さんによる『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』です。
 
今回はゲストに、話題作『「グラップラー刃牙」はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ』などの著者であり、社会学研究者の金田淳子さんをお迎えします。
 
「フェミニズムに立脚しながらセクシュアリティを見つめて批評する観点を持つ」ゲストだという、著者たっての希望で実現したこの顔合わせ。
 
女性の身体とスピリチュアリティ、そしてフェミニズムについて、独自の切り口を持つお二人に存分に語っていただきます。
 
【出演者プロフィール】
橋迫瑞穂(はしさこ・みずほ)
1979年、大分県生まれ。
立教大学大学院社会学研究科社会学専攻博士課程後期課程修了。
立教大学社会学部他、兼任講師。
専攻は宗教社会学、文化社会学、ジェンダーとスピリチュアリティ。
また、ゴシック・ロリータやゲーム、マンガなどのサブカルチャーについても研究している。
著書に『占いをまとう少女たち――雑誌「マイバースデイ」とスピリチュアリティ』(青弓社)がある。
 
金田淳子(かねだ・じゅんこ)
1973年、富山県生まれ。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。社会学研究者。
やおい・ボーイズラブ・同人誌研究家。
ジェンダー論、社会学の視点からやおいや同人誌文化を研究。
共著に『オトコのカラダはキモチいい』(KADOKAWA)、単著に『「グラップラー刃牙」はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ』(河出書房新書)がある。
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時間 _ 20:00~22:00 (19:30オンライン開場)
場所 _ リアルタイム配信
▼入場料
■配信参加 1,650yen(税込)
■配信参加+サイン入り書籍(『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』)1,650yen+946yen(税込)
■配信参加+サイン入り書籍(『「グラップラー刃牙」はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ』) 1,650yen+1,760yen(税込)
■配信参加+サイン入り書籍(『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』)+サイン入り書籍(『「グラップラー刃牙」はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ』)+1,650yen+946yen+1,760yen(税込)+送料520yen

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