ちくまQブックスがスタートしました。
10代のはじめてのノンフィクション読書を応援する中高生向けのシリーズです。
「Q」とは、「Question(問い)」であり「Quest(探究)」を指します。
問いから始まり、深く考える大切さを伝えていきます。
そこで今回、Qブックスの最初のラインナップのうちの二冊、伊藤亜紗さんの『きみの体は何者かーーなぜ思い通りにならないのか?』と、苫野一徳さんの『未来のきみを変える読書術――なぜ本を読むのか』の刊行を記念して、著者のお二人に「自分の問いに向き合う」ことについてお話をして頂きます。
哲学者としてお仕事をされているお二人も、その始まりは、身近で個人的な問いに向き合うことからでした。
たとえば伊藤亜紗さんは、ご自身が子どもの頃から吃音があり、自分のものでありながらなぜ体は自分の思い通りにならないのかと考えていました。
その思い通りにならない体と向き合うことを通し、人にとっての身体のもつ意味やその価値について今も考え続けられています。
また苫野一徳さんは、いつも人と分かり合えず孤独の中に生きている、と感じる子ども・学生時代を過ごし、「どうすればお互いに分かり合い認め合うことができる世の中になるか」を考え続けています。
問いに出会ったとき、掘り下げて考えるにはどうすればいいのでしょうか?
また、そのごく個人的と思える問いを、同じ問いを持つ人やそうでない人と共有したり、語り合ったりと、開いていくためには、どうすればいいでしょうか?
本イベントでは、有志の高校生も参加し、本書を読んでお二人に質問や感想を投げかけてもらい、お二人の応答していただく特別講座の時間を設けます。
10代の感性で考えたこと、「自分の問い」をめぐる疑問・質問や、お二人の応答を聞いているうちに、大人のわたしたちの考えも深まるきっかけになるかもしれません。
中高生から、かつて中高生だった大人のみなさんまで、どうぞふるってご参加ください。
【プロフィール】
伊藤 亜紗 (いとう・あさ)
1979年、東京生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。
専門は美学、現代アート。
『きみの体は何者か――なぜ思い通りにならないのか?』(ちくまQブックス 9月17日発売)
体は思い通りにならないものだ。
でも体にだって言い分はある。
体の声に耳をすませば、思いがけない発見が待っている。
苫野 一徳 (とまの・いっとく)
1980年、兵庫県生まれ。
熊本大学教育学部准教授。専門は哲学、教育学。
『未来のきみを変える読書術――なぜ本を読むのか』(ちくまQブックス 9月17日発売) 本を読み続ければ、きみも必ずgoogleマップになれる?! 頭と目を鍛えるための本の読み方を伝授しよう。
問題の解決に力を発揮する最強の武器に自分がなろう!
【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Peatix」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。
【対象商品】
・イベント参加券 1,300円(税込)
・書籍『きみの体は何者か』(筑摩書房・1,210円/税込)+イベント参加券(1,000円/税込)+送料(500円/税込) セット 2,710円(税込)
・書籍『未来のきみを変える読書術』(筑摩書房・1,210円/税込)+イベント参加券(1,000円/税込)+送料(500円/税込) セット 2,710円(税込)
・書籍『きみの体は何者か』(筑摩書房・1,210円/税込)+ 書籍『未来のきみを変える読書術』(筑摩書房・1,210円/税込) +イベント参加券(1,000円/税込)+送料(500円/税込) セット 3,920円(税込)
※『書籍』は2021年9月17日(金)に入荷予定です。入荷後に配送いたします。
※Peatixで取得したお客様の個人情報は、本イベントへお申し込み頂いた方への商品発送にのみ使用し、それ以外での使用は行いません。個人情報のお取り扱いについてご同意の上、お申込み下さい。
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受付締め切り: 2021年10月16日(土) 14:00まで
【オンラインイベント アーカイブ配信のお知らせ】
本オンラインイベントにお申込みのお客様は、イベント終了後、一定期間イベントのアーカイブ配信をご視聴頂けます。
日時にご都合がつかない場合や、もう一度見たい場合などにご利用ください。
なお、イベント終了後は、アーカイブ配信のみの販売等はございませんのでご注意ください。
アーカイブ配信視聴方法につきましては、対象商品をご購入のお客様あてに、配信準備ができましたら、Peatixよりメッセージをお送りさせていただきます。