天狼院書店店主の三浦でございます。
天狼院の公式Twitterアカウントでツイートしたことを、僕個人のアカウントでリツイートしようと「天狼院」と検索すると、ふと気になる投稿を見かけました。
こういう主旨のものです。
「天狼院書店やB&Bのように自分の店のプロモーションができる書店は少ない。
そこまで必死にならなくても商売ができるのが書店の利点だったはずだけど、
意識高い系の客に好きになってもらわなければ成り立たないのか。めんどうくさい」
天狼院にも来たことのある、業界の方の投稿でしたが、僕はなんだか空気が抜けるようなため息をしたい気持ちになりました。
「めんどうくさい」。
まさにこの方が言うとおりだと僕は思うのです。
残念ながら、時代は「めんどうくさい」フェイズに突入している。
そして、さらに残念ながら、「めんどうくさい」、「めんどうくさい」と文句ばかり言って、いつまでもお客様が来るのを「待っている」形態の、小さな商店は、僕は淘汰されていくのだろうと思います。
それは、何も、書店に限ったことではないでしょう。
これからの時代、小さな商店こそ、生き抜くために出来うる限り勉強し、最新技術を武装しなければ、到底生き抜くことはできないのだろうと思います。
たとえば、宮﨑駿監督の名作『天空の城ラピュタ』において、巨大な政府軍に対して、空賊のドーラ一家がもてる技術や知恵をあますところなく使って小さいながらも奮闘したように、あらゆる知恵やリソースを使って戦わなければ生き抜くことができないフェーズに、時代はシフトしているのだろうと思います。
それは言い換えれば「積極的小商い」とでも言うべき業態になるだろうと思います。
今回、天狼院LIVEには、まさに『小商いのすすめ』という著書を出された平川克美さんを招いて、本にも直接的具体的には触れられていなかった、本当にこれからの時代を生き抜いていく「実践的な小商い」について、参加される皆様と一緒に考えていきたいと思います。
いつものように、天狼院が叩き台となります。
天狼院が推し進めようとしている「積極的小商い」が淘汰をくぐり抜けるのか。
あるいは、欲望をダウンサイジングした「消極的小商い」こそがこれからの時代に相応しいのか、または違ったかたちがあるのか、
予定調和なし、予測不能のスーパーLIVE形式で、未来を生き抜く「小商い」のかたちを描いて行きたいと思います。
またとない機会だろうと思います。
積極的に参加ください。
一緒に、ここでしか創り上げられないLIVEコンテンツを創り上げましょう。
乞うご期待でございます。
【概要】
日時:8月5日(火)
19:30−21:30(19:00受付開始)
定員:30名様
場所:天狼院書店「東京天狼院」
*すぐに埋まってしまうようでしたら、他会場での開催も検討します。
参加費:5,000円
*平川さんの著書『小商いのすすめ』『「消費」をやめる』の少なくともいずれか一方をお買い求めください。できれば両方をお読みください。事前にご購入の方はぜひお持ちください。
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