2016年11月11日(金)

春日武彦さん × 小池昌代さんトークイベント 小島信夫のオカシナ魅力 「小島信夫長篇集成」(水声社) 全10巻完結記念

【ジュンク堂 MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店】

日時:2016年11月11日(金) 18時半開場、19時開演
会場:MARUZEN&ジュンク堂 渋谷店(東急本店7階)

近年、若手作家による再評価が進む戦後文学の鬼才・小島信夫。没後10年にあたる今年、著者の全15長篇を網羅した《小島信夫長篇集成》(全10巻・水声社)が完結しました。

これを記念して、本集成に解説をお寄せいただいた、精神科医の春日武彦さん、詩人の小池昌代さんのお二人をお迎えし、代表作『抱擁家族』『別れる理由』をはじめ、「アメリカン・スクール」「馬」「吃音学院」など、小島文学の中でも特にユニークな長篇・短篇を読み解きながら、小島文学を徹底解剖していただきます。

ユーモア、自虐、ズレ、偏執、倒錯……などなど、作品の随所に見え隠れする〈オカシサ〉というポイントに注目し、精神科医vs詩人という異色の視点から小島信夫の急所を探る試みです!

春日武彦
1951年生まれ。精神科医。心理学に関する随筆の他、文学をめぐる著作も多い。主な著書に、『健全な肉体に狂気は宿る』、『精神科医は腹の底で何を考えているか』、『自己愛な人たち』、『鬱屈精神科医、占いにすがる』など。『小島信夫長篇集成①島/裁判/夜と昼の鎖』解説。

小池昌代
1959年生まれ。詩人、小説家。主な著書に、『タタド』(川端康成文学賞)、『ババ、バサラ、サラバ』(小野十三郎賞)、『コルカタ』(萩原朔太郎賞)、『たまもの』(泉鏡花文学賞)、『悪事』など。『小島信夫長篇集成③抱擁家族/美濃』解説。

お問い合わせ先:MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店 電話:03-5456-2111

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