2016年11月19日(土)

長坂常 × 門脇耕三 トークイベント 『長坂常 | 常に思っていること』(LIXIL出版)刊行記念

logo_abc100《Blue Bottle Coffee》や《TODAY’S SPECIAL》をはじめ、さまざまなジャンルで設計を楽しみ、空間に求められるフォーマットや既成の空間のつくり方を軽々と更新していくスキーマ建築計画の長坂常。

待望の新刊『長坂常 | 常に思っていること』を記念して、彼の建築をながらく見てきた建築構法研究者・門脇耕三とのトークイベントを開催します。本書のスタイルと同じく、門脇が「長坂常について思っていること」と長坂が「常に思っていること」を対話することで、現在の建築シーンにおける長坂建築のあり方を浮き彫りにします。

長坂常 Jo Nagasaka
スキーマ建築計画代表。1998年東京藝術大学卒業直後にスタジオを立ち上げ、シェアオフィス「HAPPA」を経て、現在は青山に単独でオフィスを構える。仕事の範囲は家具から建築まで幅広く及び、どのサイズにおいても1/1を意識した設計を行なう。国内外でジャンルも問わず活動の場を広げる。日常にあるもの、既存の環境のなかから新しい視点や価値観を見出し、デザインを通じてそれを人々と共有したいと考えている。
http://schemata.jp

門脇耕三 Kozo Kadowaki
1977年生まれ。2001年東京都立大学大学院工学研究科修士課程修了。明治大学専任講師。専門は建築構法、構法計画、設計方法論。博士(工学)。著書・共著書に『シェアをデザインする』(学芸出版社、2013)、『静かなる革命へのブループリント』(河出書房新社、2014)、『PLANETS vol.9 東京2020 オルタナティブ・オリンピック・プロジェクト』(PLANETS、2015)『「シェア」の思想/または愛と制度と空間の関係』(LIXIL出版、2015)など。
http://www.kkad.org
Twitter: @kadowaki_kozo

概要
日程:2016年11月19日 (土)
時間:13:30~15:00 開場 13:00
料金:1,080円(税込)
定員:100名様
会場:本店 大教室

お問合せ先
青山ブックセンター 本店
03-5485-5511 (10:00~22:00)

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書籍情報
『長坂常 | 常に思っていること』
著:長坂常 編:江口宏志(本好き/蒸留家見習い) 寄稿:林厚見(SPEAC/東京R不動産)/水野善郎(タイムマシーン株式会社)/ 横川正紀(ウェルカムグループ)/青山秀樹(AOYAMA | MEGURO)/伊藤洋志(ナリワイ)/David Glaettli(Graettli Design Direction)/横山いくこ(M+キュレーター)
1,800円+税

現在、都内のさまざまなショップ空間を手がけ、建築誌のみならずライフスタイル誌やカルチャー誌でも紹介されることの多い、長坂常率いるスキーマ建築計画。《Blue Bottle Coffee》や《TODAY’S SPECIAL》などのカフェやショップ、住宅やギャラリーのリノベーション作品、新築住宅や家具、展覧会会場構成など、さまざまなジャンルで設計を楽しみ、空間に求められるフォーマットや既成の空間のつくり方を軽々と更新しています。そして今後の海外での活躍に多くの人が注目しています。 本書では、7人の寄稿者(クライアントや協働者など)による「長坂常について思っていること」(寄稿、インタヴュー、往復書間)と、長坂が「常に思っていること」を、それぞれの作品や体験をめぐって掛け合わせ、構成することで、建築家・長坂常と長坂の建築に対する思いを立体的にみていきます。 作品のあり方と同様、本書でもいろいろな人や物事の声を聞いてさまざまな考えをめぐらせる長坂が、これからどのような作品がつくっていくのか。そんな未来の想像も楽しくなる一冊です。

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