書き手が死んだ後にこそ、「言葉」は真に読まれる──。
そう公言していた文筆家・池田晶子がこの世を去って10年。その著作は今も版を重ね、読まれ続けています。そこで2017年、没後10年を記念してブックフェアを開催します。また当店ではトークショーも開催します。ぜひこの機会に、池田晶子の言葉との新たな出会いをご体験ください。
川上未映子(かわかみ・みえこ)
1976年、大阪府生れ。2007年、『わたくし率イン歯ー、または世界』『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』で早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞、2008年、(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、同年、『乳と卵』で芥川賞、2009年、『先端で、さすわさされるわそらええわ』で中原中也賞、2010年、『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、2013年、『水瓶』で高見順賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞を受賞。他の著書に『すべて真夜中の恋人たち』『あこがれ』などがある。
※会場にて池田晶子さんの著作、川上未映子さんの著作を販売します。
川上未映子さんの著作には、講演終了後にサインが入ります。
日時:2017年1月16日 (月) 19時00分~(開場:18時30分)
会場:本店 8F ギャラリー
参加費:500円(税込) イベント当日 会場入口にて整理券をご呈示の上、参加費をお支払いください。
募集人員:80名(申し込み先着順) ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法
1階カウンターにてお申込みください。参加整理券を差し上げます。
また、お電話によるご予約も承ります。(電話番号:03-3281-8201)
2月18日に行われる第2回のトークショーと一緒にお申込みいただくこともできます。
どちらの回も整理券1枚につき、お1人のご入場とさせていただきます。
主催:八重洲ブックセンター
池田晶子(文筆家・1960~2007)
専門用語による学問としての哲学ではなく、日常の言葉で平易に語る「哲学エッセイ」を
確立して幅広い読者から支持される。とくに若い人々に、思い込みを捨てて自由に本質を考えることの面白さと、形而上の切実さを、存在の謎としての生死の大切を、語り続けた。『14歳からの哲学』などの著述で話題を呼ぶ。著作多数。