2014年10月26日(日)

「デザインのひきだし23」刊行記念イベント 祖父江慎さん×名久井直子さん×津田淳子さん(デザインのひきだし編集部)「どうしてこんな造本になったのだ!? 明治〜昭和初期の製本・造本を、当時の装丁家&製本職人になったつもりで解き明かす!」

出演:祖父江慎×名久井直子×津田淳子(デザインのひきだし編集部)

ブックデザイン好き、紙・印刷・製本に興味がある、祖父江慎さん・名久井直子さんが好き、『デザインのひきだし』が好き、そんな人は見逃せない!

今、書店に並んでいる本はそのほぼすべてが「洋式製本」と呼ばれる、ヨーロッパからその技法が入ってきた方式で製本されたもの。洋式製本が日本でつくられる以前は、伝統的に行われてきた「和綴じ」によってつくられた本ばかりだった。
そんな歴史を持つ「製本」。しかしその過渡期には、「な、なんでこんなことに?」とか、「洋式製本っぽいけど、和本の様相を呈している!」というような、製本の形がほぼ定まった今から見ると、へんてこりんで、でもそれが魅力的な本がたくさんあります。
そんな本をたくさん持ち寄り、希代のブックデザイナー・祖父江慎&名久井直子が、装丁やデザインの視点から類推(突拍子もない話に展開していかもしれませんが……)。また『デザインのひきだし』編集長の津田淳子が当時の紙・印刷・製本の歴史に沿って類推し(超マニアックな製本話になってしまうかもしれませんが……)、どうしてこんな製本になったのか、どうして(今から見ると)摩訶不思議な造本になったのかを解説。魅力的なその時代の本を三者三様の思いで語り尽くします。

本好き、ブックデザインに興味がある、また印刷製本加工を知りたい。そんなどなたにでも楽しんでいただける、そして他では聞くことができない、ここだけ話が満載のトークイベントです。

 

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