批評家として、また最近ではエッセイストとして活躍を続ける若松英輔さんが、初の詩集『見えない涙』(亜紀書房刊/4月28日頃発売予定)を上梓します。本書の刊行を記念して、「詩を読むこと」「詩を書いてみること」について、また自作に込めた思いなど、じっくり語る機会を設けました。
イベントに先立って、若松さんからメッセージをいただいています。
詩を深く読むために必要なのは、詩を書くことです。また、詩を書くために必要なのは詩を読むことです。
詩の言葉は、知のちからだけでは書くことはもちろん、読むこともできません。そのためには感情の扉を静かに開き、詩の言葉を味わう準備をしなくてはならないようです。古今東西の詩にふれながら、詩を読む、詩を書くことの意味を、みなさんと考えるひとときにできればと願っています。(若松英輔)
みなさまぜひお運びください。
若松英輔 (わかまつ・えいすけ)
批評家・随筆家。一九六八年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。二〇〇七年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて三田文学新人賞、二〇一六年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』にて西脇順三郎学術賞を受賞。
著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『生きる哲学』(文春新書)、『霊性の哲学』(角川選書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『生きていくうえで、かけがえのないこと』『言葉の贈り物』(共に亜紀書房)、志村ふくみとの共著『緋の舟』(求龍堂)など多数。
開催日:2017年5月30日(火)
時間:19時30分スタート/21時頃終了予定 *イベント当日、お店は18時にてクローズ致します
会場:Title 1階特設スペース
参加費:1000円+1ドリンク500円
定員:25名
お申し込み
手順1:メールの件名にイベント名、メール本文にお名前(氏名)/電話番号/枚数(1人2枚まで)を明記して、以下のアドレスに送信ください。
title@title-books.com
手順2:「予約完了」の返信をいたします。(メールの受信設定にご注意ください)。
手順3:参加費は当日会場受付でのお支払いとなります。
お申し込み・ご予約は定員に達し次第締め切らせていただきます。