理化学研究所 脳科学総合研究センター(以下、理研BSI)の創立20周年を記念して、”脳科学∞つながる@代官山蔦屋書店”を開催いたします。
【第5回 “真を見極める” 味と香りと脳の科学】
脳科学研究者と異分野プロフェッショナルの対談最終回は、味と香りを料理の世界で極める京料理 木乃婦三代目主人 髙橋拓児さんを迎える。
伝統の中にフランス料理や分子化学の理論を取り入れた全く新しいアプローチにて料理の新境地を開拓している。迎えるは理研脳科学総合研究センターの吉原良浩さん。嗅覚をキーワードに、食べ物の探索、危険の感知、繁殖活動など人間のもっともプリミティブな生命活動を可能にしている脳システムを探っている。
食と嗅覚の真を見極めようとする二人のアプローチはシンクロしているのか、それとも…。
*当日会場で広報用に写真とビデオの撮影があります。
お客様の映り込みの可能性がございますので、予めご了承の上ご参加ください。
また、映り込みを希望されない方は、当日会場にてスタッフまでご連絡くださいませ。
【参加条件】
代官山 蔦屋書店にて、イベント参加券(1,500円/税込)をご予約、ご購入いただいた先着70名様がご参加いただけます。
【お申込み方法】
以下の方法でお申込みいただけます。
①店頭(代官山 蔦屋書店 1号館1階 人文フロア)
②お電話 03-3770-2525(人文フロア)
③オンラインストア
【対象商品】
イベント参加券(1,500円/税込)
【ご注意事項】
*参加券1枚でお一人様がご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前から入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
【プロフィール】
髙橋拓児 (たかはし・たくじ)
京料理 木乃婦三代目主人
1968年12月16日、京都生まれ。
大学卒業後、東京の「吉兆」で5年間修業、故湯木貞一氏に直接、薫陶を受ける。その後、京都に戻り、料亭「木乃婦」の三代目を継ぐ。シニアソムリエや利き酒師の資格を取得し、ワインや日本酒に造詣が深く、ワインと和食とのコラボなど常に新しい調理法や素材に取り組んでいる。2015年3月に京都大学大学院農学研究科食品栄養科学の修士課程を修了。伝統的な日本料理を基本としながら、フランス料理や分子化学の理論など最新の技法を積極的に取り入れた新しいスタイルの日本料理を展開。業界を代表する若手料理人として注目されている。「日本食普及の親善大使」も務め、海外の多くの食イベントに招聘される。NHK「きょうの料理」講師。ミシュラン1つ星。
吉原良浩 (よしはら・よしひろ)
理化学研究所 脳科学総合研究センター シナプス分子機構研究チーム チームリーダー
1961年12月30日、大阪生まれ。
京都大学大学院薬学研究科・薬学部博士課程修了。大阪医科大学助教授を経て、1998年より理化学研究所 脳科学総合研究センター(BSI)にてシナプス分子機構研究チームを率いる。食べ物の探索、危険の感知、繁殖のためのパートナーの認識など、生命活動に重要な役割を果たし、「快・不快」あるいは「好き・嫌い」と表現される情動、さらには「記憶」と密接に関連した感覚システムである 嗅覚系 をキーワードに脳を理解するための研究を行っている。
■理化学研究所 脳科学総合研究センター(BSI)について
1917年に設立された理化学研究所は、2017年に創立100周年を迎えました。当研究所はこれまで、日本で唯一の自然科学の綜合研究所として、物理学、工学、化学、計算科学、生理学、医科学などに及ぶ広い分野で研究を進めてきました。その中でBSIは、1997年10月の創立以降、「人間とは何か」「心はどのように生み出されるのか」という根源的な問いへチャレンジし、これまでに多くの成果を生み、世界でも有数の脳科学の研究拠点として発展してきました。
創立20周年を記念し、BSIでは最新の脳科学について皆様に知っていただく機会となるような様々なイベントを企画してきました。今回は、本シリーズの最終回。是非ご参加ください。
※過去のイベントはウェブサイトに掲載しております。
20周年特設ウェブサイト
会期 2017年11月30日(木)
定員 70名
時間 19:00~21:00
場所 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
主催 代官山 蔦屋書店
共催・協力 理化学研究所 脳科学総合研究センター
問い合わせ先 03-3770-2525
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オンラインストアでの受付は2017/11/28(火)午前9時の受注分までとさせていただきます。