2018年4月21日(土)

ABCでabcを語ろう!【TypeTalks 第43回】ミュリエル・ガチーニ「書の歴史ーメソポタミアからヨーロッパの21世紀まで」

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西洋カリグラフィーの第一人者、ミュリエル・ガチーニ先生(MGスクール校長)。
昨年のTypeTalks39で解説していただいた「西洋紋章の基本」に続き、今回は「書の歴史(メソポタミアから出発して5000年にわたる古代文明をたどり、ヨーロッパの文字の発展について)」をお話いただきます。
最近はさまざまな分野で「アルファベットの手書き文字」が注目を浴びています。書の歴史にもとづいた知識は、カリグラフィーを学ぶ上でもデザインの仕事をする上でも非常に大切です。
前回、すぐ満席となり、お申し込みができない方もいらっしゃったため、今回は大教室をご用意しました。当日は、先生がお持ちの貴重な資料を展示するほか、プリントも配布いたします。デザイナーの方はもちろん、カリグラフィーを学んでいる方、これから学びたいと思っている方も大歓迎です。ガチーニ先生本人から直接講義が受けられる絶好の機会ですので、皆様ふるってご参加ください(セミナーはすべて日本語です)。

[講義内容]
・書の歴史(文字の由来)
・くさび形文字(メソポタミア)
・象形文字(エジプト)
・フェニキア文字
・ギリシャ文明、ローマ文明
・ローマ古代時代から様々な書体の発展を巡る
・アラビア数字
・写字生の訓練と生活
・紙と印刷
・現在のカリグラフィー

*トーク中のスライドの撮影、音声の録音、TwitterなどのSNSやブログなどで内容に
ついて詳細に掲載されることはご遠慮ください。

■TypeTalksについて
「TypeTalks」はゲストが一方的に教えるセミナーではなく、会場の参加者と交流しながら楽しく進めるトークイベントです。ゲストと参加者の活発な意見交換を目的としているので、時には話が横道にそれることも(そのように回り道に見えるのが、じつはタイポグラフィの近道なんです)。タイポグラフィに関心のある方ならどなたでも参加でき、ゲストと参加者が気軽に話せる会として2010年11月から青山ブックセンター本店で隔月開催されています(企画は、タイプディレクターの小林章、欧文活字組版の髙岡昌生、担当編集者の宮後優子が行い、青山ブックスクールで運営をしています)。

過去のTypeTalksの内容については、『Typography』のページをご覧ください。

[懇親会のお知らせ]
TypeTalks終了後、懇親会を開催いたします。イベント終了後に近くのお店に移動します。飲食代は各自実費負担となります。途中参加、途中退出OKです。会場の都合により、懇親会ご参加ご希望の方は事前申し込みが必要となります。4月14日までに下記のURLより懇親会の申し込みをお願いいたします。

懇親会申し込みフォーム

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様々な大文字体の一つ:アンシャル体

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9世紀の聖書

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古代から現代までの文字の発展

【プロフィール】
ミュリエル・ガチーニ
スイスより来日し、西洋カリグラフィーの伝統と文化を紹介した草分け的存在。1983年にニューヨークのニュースクールにてカリグラフィー教師の資格を取得した後、
東京のYMCAにて10年間カリグラフィーの指導に携わる。
1995年から2年間は、フランス国立図書館とマザリン図書館の写本部研究員として研究を重ね、
パリのユネスコ(国連の教育・科学・文化機関)本部で講演、展示を行うなど国際的に活躍。ジュネーブ国際紋章員で紋章芸術家として登録される。欧州、米国においても第一線で活躍し、日本でもその功績により外務大臣賞を受賞(1988年)。
現在、東京、市ヶ谷において、紋章デザインとカリグラフィーを教えるTHE MG SCHOOL OF LATIN CALLIGRAPHYを主宰し、後進の指導にもあたっている。
THE MG SCHOOL OF LATIN CALLIGRAPHY

日程 / 2018年4月21日 (土)
時間 / 18:00~20:00
料金 / 1,944円(税込)
定員 / 110名
会場 / 本店 大教室
お問合せ先 / 青山ブックスクール
電話 / 03-5485-5513
メール / culture@boc.bookoff.co.jp
営業時間 / 平日 13時~20時 土・日・祝休み
住所 / 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F 青山ブックセンター本店内

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