2015年3月19日(木)

『近所の地球』トークイベント 鈴木康広さん×阿部広太郎さん

「あ、UFOが落ちてる」
僕(阿部広太郎です)が鈴木さんの研究室に伺った時、
道端に落ちている銀色のまんまるな蓋のようなものを指してそう言った。
僕は数秒言葉を失ってくらくらした。まじかよと心の中で思った。
たぶんそれは、キャスターについている部品の一部でしかない、僕にとっては。
でも鈴木さんには見えたんだ、小さな小さなUFOに…

鈴木さんの作品たちを見ていると、
そのまなざしの先にある想像力とかロマンとか未来とか夢とか好奇心とか発見とかに、
軽く嫉妬して、嫉妬を通りこして、教えてほしくなる、なぜそう見えたのか。
鈴木さんの前作の作品集「まばたきとはばたき」を見て僕は何度か宙を見つめた。
悔しいけど、羨ましい。凄すぎる。鈴木さんのまなざしが。
本当に?と思ったら見てほしい。ここにある作品の数々を。

http://www.mabataki.com/

やばいぞと、心が数ミリでも思ったら、
いっしょに鈴木さんの話を聞きませんか?
新作『近所の地球』の内容について、
そもそもいつからそのまなざしを手に入れたのか。
過去、現在、そして未来について僕が尋ねていきます。

「実はコピーライターになりたかったんです」
僕を驚かせた鈴木さんのその言葉の真意もしっかり伺います。

コピーライター
阿部広太郎

【プロフィール】
鈴木康広氏
アーティスト
1979年静岡県浜松市生まれ。2001年東京造形大学デザイン学科卒業。日常のふとした発見をモチーフに記憶を呼び起こし共感を生み出す作品を制作。国内外の展覧会をはじめ、パブリック・スペースでのコミッションワー ク、大学の研究機関や企業とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。著書は作品集『まばたきとはばたき』(青幻舎)、『Digital Public Art in HanedaAirport 空気の港テクノロジー×空気で感じる新しい世界』(共著/美術出版社)。2014年水戸術館 鈴木康広展「近所の地球」、金沢21世紀美術館 鈴木康広「見立て」の実験室を開催。「『感じ』をデザイン」にて2014毎日デザイン賞受賞。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科専任講師、東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室客員研究員。

http://www.mabataki.com/
Twitter:@mabataku

https://twitter.com/mabataku

阿部広太郎氏
電通 コピーライター
1986年生まれ。2008年に電通入社。人事を経て、コピーライターに。東京コピーライターズクラブ会員、30オトコを応援するプロジェクトチーム「THINK30」所属。企画し、コピーを書き、人に会い、繋ぎ、仕事をつくる。言葉を味方に、大きな問題を発見して解く。全部やる。最近の仕事は、東進「いつやるか?今でしょ!」、コロワイド「太郎割」キャンペーン、ロックバンド「クリープハイプ」プロジェクト、ミスiDオーディション「すべての女の子はアイドルである。」、映画『ワンダフルワールドエンド』「さよなら、男ども。」、赤塚不二夫のフジオ・プロ「へんな子ちゃん」編集、ルーミート(カンガルー肉)を日本に広めるプロジェクトなど。連載「待っていても、はじまらない。」
Twitter:@KotaroA

https://twitter.com/kotaroa

 

出演 _ 鈴木康広(アーティスト)

阿部広太郎(コピーライター)

時間 _ 20:00~22:00 (19:30開場)

場所 _ 本屋B&B

世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

入場料 _ 1500yen + 1 drink order

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