2019年2月17日(日)

若松英輔 × 山本芳久トークイベント「『ナルニア国ものがたり』を読み解く:その秘められた意味」 『キリスト教講義』(文藝春秋)刊行記念

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若松英輔さん、山本芳久さんによる『キリスト教講義』(文藝春秋 1,998円/税込)は、中世哲学・神学の巨人トマス・アクィナスと、彼に影響を受けた近代日本の哲学者や文学者たちの言葉を読み解き、言葉・神秘・歴史・悪・愛・聖性の6つの切り口をもとに静的で倫理的なキリスト教のイメージを動的に刷新する画期的キリスト教講義として刊行以来話題を集めています。

本イベントでは、お二人に『ナルニア国ものがたり』をテーマにお話して頂きます。
『ナルニア国ものがたり』の作者、C.S.ルイスは、『キリスト教の精髄』に代表される優れた神学者でもあり、同時に中世文学研究の泰斗でもありました。『ナルニア国ものがたり』は、世界で広く、映画にもなった「童話」ですが、同時に物語の姿をした神学の書でもあります。

今回は、その第一巻『ライオンと魔女』の世界を中心に「ナルニア国」とは何を象徴し、「アスラン」の死と新生は何を意味するのかなど、この壮大な物語の核となる部分を読み解いてみたいと思います。

【参加条件】
代官山 蔦屋書店にて、以下の対象商品をご予約・ご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【お申込み方法】
・店頭 (1号館1階 人文フロアレジカウンター)
・お電話 (03-3770-2525 人文フロア)
・オンラインストア

【対象商品】
・書籍『キリスト教講義』+イベント参加券(2,300円/税込)

【ご注意事項】
*参加券1枚につきお一人様がご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の15分前から入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承くださいませ。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
上記をご了承の上ご参加くださいますよう、よろしくお願い致します。

【プロフィール】
若松 英輔(わかまつ・えいすけ)
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授、批評家。1968年生まれ。
慶應義塾大学文学部仏文学科卒業。
「越知保夫とその時代 求道の文学」で三田文学新人賞受賞。
『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)で角川財団学芸賞受賞。
著書に『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』『池田晶子 不滅の哲学』(トランスビュー)、『吉満義彦 詩と天使の形而上学』『内村鑑三 悲しみの使徒』(岩波書店)、『生きる哲学』(文春新書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社)、『イエス伝』(中央公論新社)、『常世の花 石牟礼道子』(亜紀書房)など。

山本 芳久(やまもと・よしひさ)
東京大学大学院総合文化研究科准教授。1973年生まれ。
東京大学大学院人文社会研究科博士課程修了。博士(文学)。
専門は哲学・倫理学(西洋中世哲学・イスラーム哲学)、キリスト教哲学。
『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書)でサントリー学芸賞受賞。
著書に『トマス・アクィナス 肯定の哲学』(慶應義塾大学出版会)、『トマス・アクィナスにおける人格の存在論』(知泉書館)がある。

会期 / 2019年02月17日(日)
定員 / 70名
時間 / 19:00~21:00
場所 / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
主催 / 代官山 蔦屋書店
共催・協力 / 文藝春秋
問い合わせ先 / 03-3770-2525

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オンラインストアでの受付は2019/2/15(金)午前9時の受注分までとさせていただきます。

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