現代のキューバ作家、レオナルド・パドゥーラの代表作『犬を愛した男』(寺尾隆吉訳、水声社)が5月に刊行されました。 本作は、ソ連政府を追われたレオン・トロツキーの亡命生活と、1940年にメキシコでラモン・メルカデールがトロ »続きを読む
寺尾隆吉
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2018年3月28日(水)
鼓直 × 寺尾隆吉「異形の世界を堪能する!一夜限りのドノソ祭り!!」ホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』(水声社)刊行記念
ラテンアメリカ文学の中でも読者を魅了してやまない傑作『夜のみだらな鳥』。破格の文体で描かれる「異形の世界」はどのようにして生まれたのか? 畸形児ばかりの邸宅、老婆と孤児が棲む廃墟の修道院など、異様な舞台で繰り広げられる数 »続きを読む
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2018年2月9日(金)
寺尾隆吉 × 山形浩生「ノーベル賞作家が描くトロツキー」マリオ・バルガス・ジョサ『マイタの物語』(水声社)刊行記念
ノーベル賞作家マリオ・バルガス・ジョサの新刊『マイタの物語』(寺尾隆吉訳、水声社)が1月に刊行されました。 本作は、1958年にトロツキーを信奉する若者がペルーで実際に起こした反乱を題材に、作家が事件の真相を知る者たちに »続きを読む
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2017年1月26日(木)
寺尾隆吉 × 佐々木敦 「キューバナイト! 〜キューバ文学の魅力を語る熱い夜〜」 アレホ・カルペンティエール『方法異説』、レイナルド・アレナス『襲撃』(水声社)刊行記念
キューバ革命から半世紀たち、カストロが亡くなったいま、キューバは世界でもっとも“熱い国”だといえるでしょう。政治はもとより、文学、音楽シーンで多くの注目を集めるキューバについて、亡命作家のレイナルド・アレナスの『襲撃』、 »続きを読む
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2015年12月1日(火)
大西亮×寺尾隆吉×佐々木敦「[アルゼンチン・ナイト] いま、アルゼンチン小説が熱い!!アルルト、サエール、ピグリア」リカルド・ピグリア『人工呼吸』(水声社)刊行記念
B&B(下北沢) イベント開催日: 2015年12月1日(火) 20:00〜 アルゼンチンの現代小説がぞくぞくと翻訳されているのをご存知でしょうか。 昨年はフアン・ホセ・サエール『孤児』(水声社)、そして今秋に »続きを読む