気鋭の批評家・映画史研究者である渡邉大輔さんによる初の評論集『明るい映画、暗い映画』が昨年10月に刊行されました。
インターネット、スマートフォン、SNS、Zoom、VR、AR、GoPro……新たなテクノロジーによって21世紀の映画はどのように変容したのかを考察する映画批評となっています。
「明るい画面」と「暗い画面」という見立てでこれからの映画の可能性を読み解く画期的論考から、『君の名は。』『天気の子』『鬼滅の刃』『ドライブ・マイ・カー』など、話題のアニメ・映画を鋭く論じた批評まで、幅広い内容が収録されました。
この刊行を記念して、トークイベントを開催します。
出演は渡邉大輔さん、ゲストに批評家で表象文化論研究者の石岡良治さんをお迎えします。
石岡さんは著書『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社)、『「超」批評 視覚文化×マンガ』(青土社)などで、ポップカルチャーを「視覚文化」の側面から鋭く論じてきました。
そんなお二人に『明るい映画、暗い映画』の内容を起点としながら、映画批評・視覚文化の最前線をめぐるお話をしていただきます。
お楽しみに!
【出演者プロフィール】
渡邉大輔(わたなべ・だいすけ)
批評家・映画史研究者。1982年生まれ。
現在、跡見学園女子大学文学部准教授。専攻は日本映画史・映像文化論・メディア論。
映画史研究の傍ら、映画からアニメ、純文学、本格ミステリ、情報社会論まで幅広く論じる。
著作に『イメージの進行形』(人文書院、2012年)、共著に『アニメ制作者たちの方法』(フィルムアート社、2019年)『スクリーン・スタディーズ』(東京大学出版会、2019年)『本格ミステリの本流』(南雲堂、2020年)など多数。
石岡良治(いしおか・よしはる)
1972年東京生まれ。
批評家・表象文化論(芸術理論・視覚文化)・ポピュラー文化研究。
東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士後期課程単位取得満期退学。
早稲田大学文学学術院(文化構想学部)准教授。
著書に『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社)、『「超」批評 視覚文化×マンガ』(青土社)など。
______________________________________
【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です
・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください
・配信はリアルタイムと見逃し(2週間)でご視聴いただけます
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください。
【書籍付き配信での参加につきまして】
・書籍を、イベントの配信チケットとセットで販売いたします
・ご記入いただいた住所は、書籍発送以外の目的には使用しません
・書籍はイベント後、B&Bからの発送となります
・海外発送は行いません
【キャンセルにつきまして】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、ご購入後のお客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください。
【開催時間】
20:00~22:00 (19:30オンライン開場)
【入場料】
■配信参加 1,650yen(税込)
■配信参加+サイン入り書籍(『明るい映画、暗い映画』)1,650yen+2,750yen(税込)