MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店
開催日時:2014年12月10日(水)19:00 ~ 2014年12月10日(水)20:30
出演:なぎら健壱(フォークシンガー)、野村正昭(映画評論家)、久山めぐみ
(文遊社編集部)
『天使のはらわた 赤い教室』『嗚呼!!花の応援団』など数々の傑作を世に放ち、惜しくも今年8月に逝去された曽根中生監督は、日活ロマンポルノのみならず、1970年代以降の日本映画界を代表する映画監督として評価されています。
1980年代末、映画業界から忽然と姿を消し、消息不明と噂され、その存在は「伝説」となりました。「失踪」後の人生は、大分でヒラメの養殖に従事、その後、エネルギー装置の特許を取得し、発明家に転身するという数奇なものでした。
『曽根中生自伝 人は名のみの罪の深さよ』は、2011年、20数年ぶりに湯布院映画祭で曽根監督が再び公の場に姿を現わした直後から逝去される直前まで、三年間に渡って製作をおこなったものです。
『嗚呼!!花の応援団 役者やのォー』で「薬痴寺先輩」役で俳優デビューし、以後、『BLOW THE NIGHT! 夜をぶっとばせ』『唐獅子株式会社』『白昼の女狩り』など数多くの曽根中生映画で怪演し、曽根映画を代表する俳優であったなぎら健壱さんを迎え、曽根中生監督をめぐる貴重なエピソード、曽根監督への思
いをお聞きします。
<プロフィール>
なぎら健壱
一九五二年生まれ。フォークシンガー。高石ともや、西岡たかし、高田渡らに影響を受け、一九七〇年、中津川フォークジャンボリーに飛び入り出演。 『万年床』(1972)『葛飾にバッタを見た』(1973)などを発表。一九七六年、『嗚呼!!花の応援団 役者やのォー』(曽根中生監督)に出演。映画、バラエティ、ラジオなどでも幅広く活動。近書に『町の忘れもの』(筑摩新書)『酒場のたわごと』(実業之日本社)など。
野村正昭
一九五四年生まれ。東映洋画宣伝室を経て映画評論家に。『キネマ旬報』『月刊シナリオ』などに寄稿。毎日映画コンクール、城戸賞、WOWOWシナリオ大賞の審査員を務める。
久山めぐみ
一九八二年生まれ。文遊社編集部。
開催日時:2014年12月10日(水) 開演19:00 (開場18:30)
開催場所:MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店 7階喫茶コーナー
定員:50名
入場料:1000円(1ドリンク付)
※ご参加にはご予約が必要です。
お問い合わせ・ご予約は下記まで
MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店(東急百貨店本店7F)
電話:03-5456-2111
営業時間:10:00〜21:00