宮本常一著『忘れられた日本人』を読み解く連続レクチャーの第3回を開催します。 最終回となる今回は、この名作の掉尾を飾る「世間師」「文字をもつ伝承者」を読みながら、民俗学における〈伝承の方法〉について考えます。 旅に明け暮 »続きを読む
「民俗学」タグアーカイブ
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2019年12月3日(火)
第2回〈語ることの力〉畑中章宏 「連続レクチャー 宮本常一『忘れられた日本人』(岩波書店)再読」
前回好評をいただいた宮本常一著『忘れられた日本人』を読み解く連続レクチャーの第2回を開催します。 今回は、『忘れられた日本人』のなかでも最もよく知られる「土佐源氏」をはじめ、「土佐寺川夜話」「梶田富五郎翁」「私の祖父」を »続きを読む
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2019年10月3日(木)
畑中章宏 「連続レクチャー 宮本常一『忘れられた日本人』(岩波書店)再読」 第1回〈民俗と公共〉
民俗学者・宮本常一の代表作『忘れられた日本人』を、畑中章宏さんと3回に分けて読み解く連続レクチャーを開催します。 宮本常一(1907-1981)は日本列島を隅々まで調査し、人々の話に耳を傾けて、忘れ去られようとする民衆の »続きを読む
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2018年6月17日(日)
金子遊 × 安藤礼二「21世紀の新しい民俗学のために」 『混血列島論』(フィルムアート社)刊行記念
『混血列島論 ポスト民俗学の試み』は、昨年のサントリー学芸賞を受賞した批評家・金子遊さんの受賞後初となる重要な論集です。 文学、映像、フォークロア研究を交差させながら、太平洋の島嶼という視点で日本列島(ヤポネシア)に宿る »続きを読む
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2017年12月1日(金)
『うしろめたさの人類学』&『ちゃぶ台Vol.3』(ミシマ社)刊行記念 松村圭一郎トークイベント 聞き手:三島邦弘「”これからの人間”にはうしろめたさが要る?」
旅先で物乞いに「マネー」と手を差し出されて見て見ぬふりをした経験はありませんか? エチオピアで20年近くフィールドワークをつづける文化人類学者の松村圭一郎さんによると多くの日本人は物乞いをする人に「なにもあげない」ことを »続きを読む
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2017年1月29日(日)
畑中章宏 「下北沢になぜ『天狗』がいるのか? 〜民俗学と小田急線を語る一夜」
下北沢では毎年この時期に「しもきた天狗まつり」が開催され、冬の風物詩になっています。お祭りを知らずに下北沢に来て、「天狗」が商店街を練り歩く姿に驚いた人もいることでしょう。ではいったいどうして、下北沢に「天狗」がいるので »続きを読む