古代の孔子や荘子から近現代の新儒家まで、数千年にわたって哲学者たちが織りなしてきた中国哲学の歴史をひもとき、世界史の視点をもふんだんに織り込んだ、21世紀の『中国哲学史』がここに誕生しました。 中国哲学・世界哲学研究を牽 »続きを読む
國分功一郎
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2020年9月19日(土)
【オンラインイベント】近藤和敬 × 國分功一郎「哲学の「未来形式」のために」トーク 『ドゥルーズとガタリの『哲学とは何か』を精読する――内在の哲学試論』(講談社)刊行記念
ドゥルーズとガタリによる最後の共著『哲学とは何か』――一見、難解をもって鳴るこの著作の一言一句を、その背景にある哲学史の襞にも分け入って、「考古学的に」探査、丹念に読み解く。 二人が構想した<内在>の哲学が、いま明らかに »続きを読む
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2019年11月1日(金)
十川幸司 × 國分功一郎トークイベント「フロイトとマゾヒズムの問題」 『フロイディアン・ステップ』(みすず書房)刊行記念
【ジュンク堂 池袋本店】 精神分析理論の中心に位置するのは、エディプス・コンプレクスでもなければ、夢の理論でもない。 それは倒錯論である。 フロイト理論は、フェティシズム、ナルシシズム、同性愛、サディズム、マゾヒズムとい »続きを読む
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2019年5月11日(土)
國分功一郎 × 互盛央 × 松本卓也 トークイベント 書物の創造性――思想の「過去」と「未来」 『いつもそばには本があった。』『創造と狂気の歴史』(講談社選書メチエ)刊行記念
この3月、講談社選書メチエの「創刊25周年」に合わせて、2冊の本が誕生しました。 1冊は、最前線で活躍する二人の著者が「対談」でも「往復書簡」でもなく、「連歌」のように綴った共著『いつもそばには本があった。』――人文書と »続きを読む
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2018年11月29日(木)
大澤真幸さん × 國分功一郎さんトークイベント 『〈自由〉の条件』(講談社文芸文庫)刊行記念
人類史上、最高に〈自由〉な社会を手にしたはずの私たちが、閉塞感をますます強めているのはなぜなのか? まずは〈自由〉という概念の本質を、これまで論じられなかった視点から検証すべきではないのか? 社会学者・大澤真幸さんの問題 »続きを読む
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2018年8月30日(木)
吉川浩満 × 國分功一郎対談「人間本性論と幸福のゆくえ」 『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(河出書房新社)刊行記念
ロボット、人工知能、ナッジ、認知バイアス、利己的遺伝子……吉川浩満氏の新著『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』(河出書房新社 2,376円/税込)は、 ポストヒューマン状況に生きる私たちに、 »続きを読む
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2018年5月31日(木)
白井聡『国体論 菊と星条旗』(集英社新書)刊行記念トークイベント 白井聡 × 國分功一郎「国体」は、我々をどこに連れていくのか?
【ジュンク堂書店 池袋本店】 開催日時:2018年05月31日(木) 19:30~ 自発的な対米従属を、戦後七〇年あまり続ける、不思議の国・日本。この呪縛の謎を解くカギは、「国体」の歴史にあると、白井聡氏が新著で問題提起 »続きを読む
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2017年11月10日(金)
表象文化論学会協賛『歴史の総合者として』(幻戯書房)刊行記念 歴史の総合者とは何か? 「批評家・大西巨人」
【ジュンク堂 池袋本店】 開催日時:2017年11月10日(金) 19:30〜 大長篇小説『神聖喜劇』で名高い小説家の大西巨人は、敗戦直後、批評家として出発しました。 卓越した読み手の存在を世間に印象づける書評、映画評を »続きを読む
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2017年5月19日(金)
『勉強の哲学 来たるべきバカのために』(文藝春秋)刊行記念 千葉雅也さん × 國分功一郎さんトーク&サイン会
なぜ人は勉強するのか? 勉強嫌いな人が勉強に取り組むにはどうすべきなのか? 思想界をリードする気鋭の哲学者が、「有限化」「切断」「中断」の技法とともに、独学で勉強するための方法論を追究した本格的勉強論を語ります! 日 »続きを読む
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2017年4月21日(金)
【満員御礼】今ここにない「それ」を、どうやって探すのか? 國分功一郎『中動態の世界』(医学書院)刊行記念トークイベント
【満員御礼】となりました。 中動態というのはかつて存在した、能動態でも受動態でもない文法事項のことです。しかし、なぜそれは消滅してしまったのでしょうか? あるいは別の姿でどこかで生き残っているのでしょうか? それにしても »続きを読む
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2017年4月29日(土)
『中動態の世界』(医学書院)刊行記念 「中動態と/の哲学」 國分功一郎 × 星野太
【ジュンク堂 池袋本店】 開催日時:2017年04月29日(土) 19:30〜 このたび國分功一郎さんが出版された『中動態の世界』(医学書院)は「中動態」という失われた文法を追い求めながら、人間の存在そのものを問い直そう »続きを読む
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2017年3月31日(金)
國分功一郎 × 千葉雅也 失われた「態」 と出会うとき 『中動態の世界 意志と責任の考古学』(医学書院)刊行記念トーク
3月の終わり、國分功一郎さんの新刊『中動態の世界』が、シリーズ「ケアをひらく」(医学書院)より刊行されます。 中動態という聞きなれない言葉を、みなさんはご存知でしょうか? 本の「あとがき」には、こんな言葉が綴られます。 »続きを読む
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2017年5月10日(水)
『中動態の世界』(医学書院)刊行記念 國分功一郎 × 大澤真幸 トークショー「中動態と自由」
『スピノザの方法』で衝撃的なデビューを果たし、その後もアクチュアルな事件に積極的に関わり続けている哲学者國分功一郎さんと日本を代表する社会学者の大澤真幸さんのおふたりが、『中動態の世界』(医学書院)の刊行を記念し、「中動 »続きを読む
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2016年9月6日(火)
國分功一郎 × 互 盛央 トークライヴ 俺たちの思想 『民主主義を直感するために』(晶文社) +『日本国民であるために』(新潮社) 刊行記念
今から 15 年前、二人の若者が出会った。 心にいらだちを抱えながら前進する著者と、先の見えない世界に何かを生み出そうとする編集者。 その二人が長い時を経て初めて、二人の著者として同じ場所に立つ──。 同じ時期に同じ主題 »続きを読む
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2016年8月24日(水)
ブレイディみかこ × 國分功一郎 「迷える欧州、沈みゆく日本」 『ヨーロッパ・コーリング』(岩波書店) 『THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日本』(太田出版)刊行記念
ブレイディみかこさんの著作『ヨーロッパ・コーリング――地べたからのポリティカル・レポート』が6月に刊行され、『THIS IS JAPAN――英国保育士が見た日本』が8月に刊行されます。 『ヨーロッパ・コーリング――地べた »続きを読む