小さな場所を根拠とする文学を励まし、日本語に変わりゆく声を与える、プロジェクト型文学賞、それが「鉄犬ヘテロトピア文学賞」 。 第1回に下道基行と中村和恵、第2回に横山悠太と井鯉こま(+特別賞として松田美緒)、第3回に石田 »続きを読む
「外国文学」タグアーカイブ
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2018年12月16日(日)
山内玲子さん × 田中美保子さんトーク&サイン会 アン・スウェイト著、山内玲子・田中美保子訳『グッバイ・クリストファー・ロビン「クマのプーさん」の知られざる真実』(国書刊行会)刊行記念
出版されてから90年以上。今なお世界中で愛されている『クマのプーさん』。 成功したユーモア作家・劇作家であったミルンが気楽に書いた4冊の子ども向けの本が爆発的な成功をおさめ、人気が一人歩きしてしまったために、劇作家ミルン »続きを読む
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2019年1月24日(木)
【代官山文学ナイト】鴻巣友季子の文学茶々vol.7 『謎とき『風と共に去りぬ』』(新潮社)刊行記念
翻訳家であり文芸評論家としても活躍中の鴻巣友季子さんによる、代官山 蔦屋書店の不定期連続イベント「鴻巣友季子の文学茶々」。 VOL.7の今回は、『謎とき『風と共に去りぬ』』刊行記念です。 同書は、『風と共に去りぬ』全編を »続きを読む
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2018年12月21日(金)
【紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫Readers Club Reading Session#48】フローベール晩年の傑作『三つの物語』の魅力を語る 講師:谷口亜沙子先生 聞き手:駒井稔
19世紀のフランスの文豪フローベールといえば、まずは長篇『ボヴァリー夫人』あるいは『感情教育』を思い浮かべる方が多いかと思います。 しかし、研ぎ澄まされた文体の効果がフルに発揮され、物語に深みと味わいを与えている短篇集『 »続きを読む
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2018年12月21日(金)
【連続講座】都甲幸治『世界文学の21世紀』 第一回「ヒップホップと現代文学」 ゲスト:大和田俊之
2018.12.21 FRI 19:00 – 21:00 現在、文学の世界では何が起きているのか。 神保町ブックセンターでは、アメリカ文学研究者で翻訳家の都甲幸治さんをお招きし、変動する社会やアクチュアルな同 »続きを読む
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2018年12月17日(月)
【ブックファースト新宿店10周年記念イベント】澤西祐典さん × 柴田元幸さんトーク&サイン会『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』(岩波書店)発売記念
芥川龍之介が旧制高校の英語副読本として編んだ英米文学アンソロジーから、20作品を精選、すべて新訳となる『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』(岩波書店)の刊行を記念して、編訳者の澤西祐典さんと柴田元幸さんのトーク&サイン会を »続きを読む
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2018年11月30日(金)
西山敦子 × 王谷晶「彼女たちの声を響かせる」聞き手:小林英治 『ヒロインズ』(C.I.P Books)刊行記念
この夏、静岡県三島市に拠点を置くCRY IN PUBLICメンバーである西山敦子さんが主宰する出版レーベルC.I.P Booksより、刊行第一弾として発売されたケイト・ザンブレノ著『ヒロインズ』。 本書の宣伝文句はこうで »続きを読む
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2018年12月2日(日)
廣野由美子 × 野中モモ「『フランケンシュタイン』を書いたメアリー・シェリーとは?」 映画『メアリーの総て』公開記念
今から200年前の1818年、小説『フランケンシュタイン』が匿名で出版されました。人造人間を生み出した天才科学者と捨てられた〈怪物〉がもたらす数奇な運命の物語は、奇怪小説やSF小説といった枠を超えてさまざまな解釈がなされ »続きを読む
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2018年11月23日(金)
小竹由美子 × 小林エリカ「過去の歴史が我がことになるとき」 『あのころ、天皇は神だった』(フィルムアート社)刊行記念
ジュリー・オオツカの『あのころ、天皇は神だった』は、『屋根裏の仏さま』(新潮クレスト・ブックス)でPEN/フォークナー賞ほか世界各国で文学賞を受賞した彼女のデビュー作。 著者自身のルーツでもある日系人たちが、第二次世界大 »続きを読む
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2018年12月16日(日)
第57回豊﨑由美アワー「読んでいいとも!ガイブンの輪」年末特別企画 「オレたち外文リーガーの自信の1球と来年の隠し球 vol.7」
おなじみ豊﨑由美さんが「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんを転々として海外文学について語り合う流浪の番組、ではなくトークショー「読んでいいとも!ガイブンの輪」通称「よんとも »続きを読む
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2018年11月14日(水)
チョン・ユジョン × 窪美澄「事実と真実のあいだ 韓国と日本の文学のいま」 『七年の夜』(書肆侃侃房)刊行記念
いま韓国でもっとも新作が待たれる作家チョン・ユジョンさん『七年の夜』が、書肆侃侃房より刊行されました。 今回、本書のためにチョン・ユジョンさんが来日、B&Bにて日韓文学イベントを開催いたします。 お相手は、『じっ »続きを読む
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2018年11月29日(木)
【紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫Readers Club Reading Session#47】ヌーヴォー・ロマン旋風を巻き起こしたロブ=グリエ『消しゴム』の魅力 講師:中条省平先生
「この書物はまさに、ピストルが発射されてから被害者が死ぬまでに経過した二四時間の物語だ」(『消しゴム』原書・解説より) 20世紀中盤、フランスで沸き起こった文学運動〈ヌーヴォー・ロマン〉。その旗手ロブ=グリエの代表作『消 »続きを読む
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2018年11月16日(金)
【アンスティチュ・フランセ日本 × 紀伊國屋書店新宿本店 鼎談】オリヴィエ・ゲーズ × 佐々木敦 × 高橋啓 Rencontre Olivier Guez & Atsushi Sasaki & Kei Takahashi
ノンフィクション・ノヴェル? 小説風の研究調査? 伝記? 『ヨーゼフ・メンゲレの逃亡』は従来のジャンルに当てはめるのが難しい作品です。 オリヴィエ・ゲーズが文芸評論家佐々木敦と、本作の訳者である高橋啓と語り合います。 イ »続きを読む
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2018年11月21日(水)
巽孝之さん × 森本あんりさんトーク&サイン会「異端の時代のパラノイド・スタイル――ホフスタッターを超えて――」 『パラノイドの帝国』(大修館書店)刊行記念
赤狩りや反テロ戦争に典型的に表れる〈パラノイド〉(陰謀論)をキーワードにした異色のアメリカ文学論『パラノイドの帝国』。 宗教思想史を通して〈正統〉〈異端〉のイメージを覆し、ポピュリズムの蔓延する「権威なき世界」を問う『異 »続きを読む
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2018年10月24日(水)
豊﨑由美 × ケラリーノ・サンドロヴィッチ「読んでいいとも!ガイブンの輪」第56回
「読んでいいとも!ガイブンの輪」通称〈よんとも〉は書評家の豊崎由美さんが「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんを転々として海外文学について語り合う流浪番組、ではなくトークショ »続きを読む
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2018年11月13日(火)
ジョゼ・ルイス・ペイショットさん × 中島京子さん来日記念トーク&サイン会 「土地の記憶、家族の記憶」
新潮クレスト・ブックス『ガルヴェイアスの犬』(木下眞穂訳)の著者、ジョゼ・ルイス・ペイショットさんがポルトガルから来日されるのを記念して、作家の中島京子さんとのトークイベントを開催します。 お二人の作品の共通のテーマであ »続きを読む
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2018年11月18日(日)
リン・ディン × 川上未映子トーク&サイン会 『アメリカ死にかけ物語』(河出書房新社)刊行記念
アメリカが破綻する「声」を、市井の人々の出会いの中からユーモラスかつ切実に描いた、ノンフィクションの傑作『アメリカ死にかけ物語』の刊行に伴い、著者のリン・ディンが来日します。 これに併せ、ディンを敬愛する川上未映子さんを »続きを読む
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2018年10月31日(水)
海外ミステリーを語ろう~リンカーン・ライムシリーズ最新作「ブラック・スクリーム」(文藝春秋)刊行記念トークイベント 池田真紀子さん(翻訳家)× 永嶋俊一郎さん(編集者)
日本の読者の前に登場してから二十年近く海外ミステリーの第一線を走り続け、間違いなくミステリー史上に名を残す名シリーズ、リンカーン・ライム・シリーズ。その最新刊「ブラック・スクリーム」刊行を記念して、シリーズに縁深い2人の »続きを読む
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2018年10月20日(土)
高橋睦郎 × 栩木伸明「ギリシアが齎してくれたもの」 『つい昨日のこと 私のギリシア』(思潮社)『詩人が読む古典ギリシア』(みすず書房)刊行記念
詩人・高橋睦郎さんの詩集『つい昨日のこと 私のギリシア』(思潮社)と、評論集『詩人が読む古典ギリシア』(みすず書房)が、昨年から今年にかけて、あいついで刊行されました。 高橋さんは、半生にわたって古代ギリシアへの関心を深 »続きを読む
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2018年10月22日(月)
【紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫Readers Club Reading Session#46】なぜ『ロビンソン・クルーソー』は今もこんなに面白いのか 講師:唐戸信嘉先生 聞き手:駒井稔
『ロビンソン・クルーソー』といえば、28年も無人島で生き抜いた人の物語として有名ですが、その魅力は刊行から約300年経っても色あせないばかりか、この現代に読むと新たな感銘や発見すらあります。 それはロビンソン・クルーソー »続きを読む
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2018年10月14日(日)
『ギュンター・グラス「渦中」の文学者』(集英社)著者・依岡隆児 × まちライブラリ-提唱者 礒井純充ト-クライブ 司会・聞き手:二村知子
【隆祥館書店】 今回は、「ノーベル文学賞受賞作家・ギュンター・グラスから読みとく文学と世界」と題して、「ギュンター・グラス「渦中」の文学者」著者の依岡隆児さん、にお越しいただけることになりました。 ゲストには、まちライブ »続きを読む
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2018年10月5日(金)
大森望さん × 柴田元幸さんトーク&サイン会 『カート・ヴォネガット全短篇』全4巻(早川書房)刊行記念
日本でもっとも愛されている現代アメリカ文学作家カート・ヴォネガットの短篇全集の発売を記念し、監修者の大森望さんと、本短篇集の訳者の一人である柴田元幸さんのトーク&サイン会を開催いたします。 参加ご希望の方は、下記 »続きを読む
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2018年9月28日(金)
【紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫Readers Club Reading Session#45】古くて新しい『未来のイヴ』の魅力 講師:高野優先生
魅惑的な美貌と肉体を持ったアリシアを運命の恋人としたエウォルド卿。だが彼は、やがて彼女のあまりの軽薄さに幻滅してしまう。絶望の淵にあった彼に手をさしのべたのは、彼に恩義を感じていたエジソンだった。偉大な発明家はついに、ア »続きを読む
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2018年9月9日(日)
藤谷治 「フィクショネス文学の教室 in B&B 〜課題図書:イサク・ディネセン『アフリカの日々』」
2014年7月に閉店した下北沢の書店「フィクショネス」。店主であり作家でもある藤谷治さんが開催していた自由講座「文学の教室」がB&Bで復活。 毎回、特定の小説ひとつを課題図書として、藤谷さんの解説と参加者とのディ »続きを読む
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2018年9月14日(金)
【代官山 蔦屋書店 文芸フェス2018 秋の陣】第五夜:岸本佐知子トークショー「佐知子の部屋」スペシャル! ゲスト:西山敦子
代官山 蔦屋書店では5連続のイベント「代官山 蔦屋書店 文芸フェスティバル2018 秋の陣」を開催! 第五夜は、人気翻訳家・岸本佐知子さんによる当店不定期連続イベント「佐知子の部屋」のスペシャル版「ミランダ・ジュライの世 »続きを読む
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2018年8月23日(木)
宮脇孝雄 × 豊崎由美「翻訳生き地獄、住み心地はどうですか?」 『翻訳地獄へようこそ』(アルク)刊行記念
翻訳家・宮脇孝雄さんのエッセイ集『翻訳地獄へようこそ』が、6月22日、アルクより発売されました。 「昼間は(訳書が出た歓びで)恍惚に震えていても、深夜、自分の訳書をこわごわのぞいては、ここはああすればよかった、あそこはこ »続きを読む
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2018年9月27日(木)
谷川俊太郎 × 柴田こずえトークセッション「ひたむきに仕事に自分を捧げる人を描き続けた作家-M.B.ゴフスタインを偲んで」
【ジュンク堂 池袋本店】 開催日時:2018年09月27日(木)19:00開場 19:30開演 子どもから大人まで、幅広く愛される絵本作家M.B.ゴフスタインが、昨年12月、77歳の誕生日を迎えたその日に他界されました。 »続きを読む
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2018年8月30日(木)
【紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫Readers Club Reading Session#44】『シラノ・ド・ベルジュラック』と『ロレンザッチョ』、2大傑作戯曲を読みくらべ、聞きくらべる 講師:渡辺守章先生
ガスコンの青年隊シラノは、詩人で軍人、心優しいけれど二枚目とは言えない大鼻の持ち主。秘かに想いを寄せる従妹ロクサーヌに恋した美男の同僚クリスチャンのために、自作の恋文で代わりに告白するのですが…… »続きを読む
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2018年8月18日(土)
都甲幸治 × 岸本佐知子 「第4回「境界から響く声たち」読書会――ジャネット・ウィンターソンを岸本佐知子さんと読む」
20世紀が終わったのはもう二昔前のこと。でも面白い文学作品はたくさんありますよ。本読書会では英語圏文学の中からいくつかを選んで、4回にわたって語り合います。 最終回のお相手は岸本佐知子さん。今回は岸本さんが訳したジャネッ »続きを読む
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2018年8月3日(金)
鴻巣友季子 × 柚木麻子「翻訳とは、体を張った読書だ!」 『翻訳ってなんだろう?』(筑摩書房)刊行記念
鴻巣友季子さんによる新書『翻訳ってなんだろう?』が、ちくまプリマー新書より好評発売中です。 翻訳とは、なにをするものなのだろう? モンゴメリ『赤毛のアン』の「小難しい言葉」を訳すと「アンの屈折」がわかる。ルイス・キャロル »続きを読む