新しい韓国文学がこんなにも面白く、またパワフルなのはなぜなのか。 ブームの牽引者でもある斎藤真理子さんが、日本との関わりとともに読み解き、その魅力を語る人気講座の第二弾! 韓国の歴史において、1997年のIMF経済危機と »続きを読む
「外国文学」タグアーカイブ
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2019年10月31日(木)
紀伊國屋書店Kinoppy & 光文社古典新訳文庫 Readers Club読書会 #57「ハロウィン当日、ラフカディオ・ハーンが愛した”和の怪異”『怪談』にふるえる。」南條竹則さんを迎えて
日本の文化、伝統、習慣を世界に紹介し、いまや「日本の古典」になったと言っていいほど有名な「耳なし芳一の話」「むじな」「ろくろ首」「雪女」……。日本をこよなく愛したラフカディオ・ハーン(日本名、小泉 »続きを読む
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2019年11月17日(日)
【第5回「はじめての海外文学」フェア開催記念】越前敏弥 × 斎藤真理子 × 谷澤茜(でんすけのかいぬし)トークイベント 司会:倉本さおり
今年で5回目を迎える書店横断フェア「はじめての海外文学」。 2015年、ひとりの書店員の「もっと海外文学を読んでもらいたい!」という強い思いに賛同した人たちが、海外文学や翻訳書をあまり読んでいない人に向けて「はじめての1 »続きを読む
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2019年11月24日(日)
古屋美登里 × 岸本佐知子 × 金原瑞人 × 三辺律子トークイベント 「BOOKMARK」15号刊行記念
刊行5年目を迎えるフリーペーパーBOOKMARK。 「もっと海外文学を!」「翻訳物はおもしろいんだ!」と伝えたくて、さまざまなテーマの特集を組んできました。 最新の15号は「be short!」―――短編集の特集です。 »続きを読む
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2019年10月23日(水)
教文館ナルニア国20周年記念講演会 翻訳者と画家が語るゴッデンの魅力 お話:久慈美貴さん&たかおゆうこさん ~ルーマー・ゴッデン「四つの人形のお話」(徳間書店)完結記念~
ルーマー・ゴッデン(1907-1998)は、やさしい幼年童話から大人向けの作品まで幅広い著作を持つイギリスの作家です。中でも子どもに向けて書かれた作品はひとつの信念に貫かれているように感じます。物語の名手といわれるゴッデ »続きを読む
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2019年10月25日(金)
【季刊誌kotoba(集英社)プレゼンツ「21世紀に書かれた百年の名著を読む」第3回】仲俣暁生 × 温又柔「ジュンパ・ラヒリ『その名にちなんで』(新潮社)を読む」
季刊言論誌『kotoba』(集英社)で連載中の仲俣暁生さんによる書評連載「21世紀に書かれた百年の名著を読む」と連動し、Titleでは連続トークイベントを開催しています。 本誌で紹介された一冊を、ホストの仲俣さんがゲスト »続きを読む
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2019年10月13日(日)
『銀河の果ての落とし穴』(河出書房新社)刊行&著者来日記念トークイベント エトガル・ケレット、大いに語る 現実の裏にあるシュールな真実 エトガル・ケレット(作家)× 倉本さおり(書評家・ライター)
耐えがたい現実をもとに、日常と非日常、笑いと悲しみを一瞬でくるりと反転させる超短篇の名手が、自作について大いに語ります。文学だけでなく、映画、グラフィックノベル、建築など、つねにユーモアを忘れないケレットさんの多面的な魅 »続きを読む
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2019年9月26日(木)
【紀伊國屋書店Kinoppy & 光文社古典新訳文庫 Readers Club読書会 #56】「『三酔人経綸問答』から読み解く”東洋のルソー”中江兆民の現代性」 講師:鶴ケ谷真一さん
自由平等・絶対平和の追求を主張し譲らない洋学紳士君と、軍備拡張で対外侵略すべしと激する豪傑君。 受けて立つ南海先生の持論は二人に「陳腐」と思われてしまうのですが……。 三人の酔っ払いが正論あり、暴 »続きを読む
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2019年9月29日(日)
旦敬介 × 牧野直也「に関する濃密な対話」 『七つの殺人に関する簡潔な記録』(早川書房)刊行記念
ジャマイカ出身作家で初めてブッカー賞を受賞したマーロン・ジェイムズの『七つの殺人に関する簡潔な記録』 。 レゲエのスターにしてジャマイカの英雄、ボブ・マーリーが襲撃された現実の事件の裏側に蠢く、社会の闇に光を当てた大作が »続きを読む
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2019年9月17日(火)
宮脇孝雄 × 日暮雅通「犯罪について語ることの秘かな愉しみ」 『犯罪学大図鑑』(三省堂)刊行記念
ミステリ翻訳家として、また、稀代の読書家として知られる宮脇孝雄さんと、 世界に名だたるシャーロキアンで、幅広いジャンルの翻訳を手がける日暮雅通さん。 博覧強記の読書家にして名伯楽の二人の夢のコラボが実現。 シャーロック・ »続きを読む
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2019年9月21日(土)
斎藤真理子「韓国現代文学入門〜その1 チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)」
なぜ、韓国文学はこんなに面白いのでしょうか。 なぜ『82年生まれ、キム・ジヨン』は韓国で100万部、日本で13万部、フェミニズムの教科書になったのでしょうか。 なぜアジア人初のマン・ブッカー国際賞が韓国文学から生まれたの »続きを読む
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2019年9月12日(木)
物語の二つの「現場」ドストエフスキー5大長編を旅する
事情により第5回のテーマが『カラマーゾフの兄弟』に変更されました。『未成年』については11月のイベントで取り上げる予定です。準備されていた参加者の皆様には申し訳ありませんが悪しからずご了承ください。 ドストエフスキーの五 »続きを読む
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2019年8月23日(金)
【代官山文学ナイト】田口俊樹トークショー ゲスト:杉江松恋
代官山 蔦屋書店に人気翻訳家の田口俊樹先生が二度目の登場! 今年翻訳人生40年を迎える先生が、ご自身の仕事とともにこの40年の翻訳ミステリー界の状況を振り返ります。 さらにこのイベントは、田口先生の最新翻訳であるドン・ウ »続きを読む
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2019年8月25日(日)
くぼたのぞみ × 斎藤真理子「今日も眼鏡をふいている──翻訳・移民・フェミニズム」 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『なにかが首のまわりに』『イジェアウェレへ フェミニスト宣言、15の提案』(河出書房新社)W刊行記念
パソコンに向かって、原文と日本語の訳文をにらみながら、ふっと翻訳作業の手を止めて眼鏡をふく。 画面から目を離して、曇った眼鏡を丁寧に布でふいていると、そうだった!と気づく。 クリアになった眼鏡をかけなおし、またパソコン画 »続きを読む
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2019年8月17日(土)
豊崎由美 × 野谷文昭 × 斎藤文子 × 柳原孝敦 × 久野量一「読んでいいとも!ガイブンの輪」第61回
「読んでいいとも!ガイブンの輪」通称〈よんとも〉は書評家の豊崎由美さんが「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんを転々として海外文学について語り合う流浪の番組、ではなくトークシ »続きを読む
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2019年9月6日(金)
【立教大学文学部書店トークイベント】講師:坂本 浩也『失われた時を求めて』だけでも長いのに、あわせて読みたい100冊
【ジュンク堂 池袋本店】 「人生はあまりに短く、プルーストはあまりに長い」のか? フランス文学の金字塔『失われた時を求めて』は、たしかに長い。 ややこしいところもある。でもやっぱり面白い。じぶんのことが書いてある! と驚 »続きを読む
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2019年7月26日(金)
【紀伊國屋書店Kinoppy & 光文社古典新訳文庫 Readers Club読書会 #55】「恋愛をモチーフに、さまざまなテーマを織り込んだ一大恋愛叙事詩、『アンナ・カレーニナ』の魅力」 講師:望月哲男先生 聞き手:駒井稔
「幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが、不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」。 この有名な出だしで始まるのがトルストイの代表作『アンナ・カレーニナ』です。 青年将校ヴロンスキーと激しい恋に落ちた美貌の人妻アンナと »続きを読む
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2019年8月7日(水)
杉田敦さん・山本貴光さんトーク会 ペソア『不安の書【増補版】』(彩流社)刊行記念
ポルトガルの国民的詩人・作家であるフェルナンド・ペソアの代表作『不安の書【増補版】』の刊行を記念し、トークイベントを開催します。 山本貴光さんと、装丁を担当した杉田敦さんにペソアについて語りつくしてもらう、ペソア愛に溢れ »続きを読む
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2019年8月12日(月)
宮脇孝雄「翻訳家の深読み、横すべり読み、拾い読み」 『洋書天国へようこそ』(アルク)刊行記念
【ジュンク堂 池袋本店】 新著(『洋書天国へようこそ』)では、長年膨大な洋書に親しんできた宮脇氏が、19世紀半ば~20世紀半ばの英語の古典――モダンクラシックスをカリスマ翻訳家ならではの深読み視点で紹介。 純文学からSF »続きを読む
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2019年7月19日(金)
岸本佐知子 × 山崎まどか「待望の作品集刊行記念!私たちが愛する『ルシア・ベルリン』ナイト!」 『掃除婦のための手引き書 ルシア・ベルリン作品集』(講談社)行記念
岸本佐知子が一読して打ちのめされ、翻訳を熱望した作家・ルシア・ベルリン、初めての邦訳作品集刊行! ルシア・ベルリンは、3回の離婚を経て4人の息子をシングルマザーとして育てながら、高校教師、掃除婦、電話交換手、看護師などの »続きを読む
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2019年7月12日(金)
翻訳者 大森望さん × 作家 藤井太洋さんトークイベント 劉慈欣著『三体』(早川書房)刊行記念
中国最大のヒットSF小説『三体』がついに刊行されます。 本作は《三体》三部作(『三体』『黒暗森林』『死神永生』)の第一部です。 中国全土で社会現象となるほどの売れ行きを誇り、合計2100万部以上を売り上げたといわれていま »続きを読む
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2019年7月1日(月)
柴田元幸トークイベント 『私たち異者は』(白水社)刊行記念
6月25日に発売となるスティーヴン・ミルハウザー著『私たち異者は』(白水社)の刊行を記念して、翻訳をされた柴田元幸さんによるトークイベントを開催します。 アメリカ文学屈指の短篇の名手が、技巧を極め、さらに凄みを増した本書 »続きを読む
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2019年6月30日(日)
川出正樹 × 永嶋俊一郎 × 杉江松恋「2019年上半期ミステリー総括~海外編」
翻訳ミステリーばっかり読んでいる翻訳マン1号こと川出正樹さんと、同2号・杉江松恋さんが、翻訳ミステリー大好きなあなたのために、お薦めの本をトークでご紹介する番組がYouTubeで公開中です。 今回B&Bでは、スペ »続きを読む
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2019年6月26日(水)
田口俊樹 × 白石朗 × 池田真紀子トークイベント&サイン会 『短編画廊 絵から生まれた17の物語』(ハーパーコリンズ・ ジャパン)刊行記念
『短編画廊 絵から生まれた17の物語』 作家ローレンス・ブロックは、エドワード・ホッパーの作品は「絵の中に物語があること、その物語は語られるのを待っていること」を強く示唆していると語り、ホッパーの絵から物語を紡ぐこの短編 »続きを読む
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2019年7月24日(水)
【立教大学文学部書店】小山太一教授トークイベント「腹が減ってはいくさができぬ――イギリス小説におけるユーモア、恋愛、そして経済」
【ジュンク堂 池袋本店】 私はイギリスの小説を研究していますが、もっぱら扱ってきたのは、ジェイン・オースティン、イーヴリン・ウォー、アントニー・ポウエルといったドライな喜劇小説の系統です。 まずは私がイギリス小説に関心を »続きを読む
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2019年7月2日(火)
倉林秀男 × 河田英介 × 柴田元幸 × 阿部公彦「英語は文学で学ぼう! ヘミングウェイを題材に」 『ヘミングウェイで学ぶ英文法』(アスク出版)発売記念
【ジュンク堂 池袋本店】 「ヘミングウェイの短編を使って英文法を学ぶ」というコンセプトで、今話題の『ヘミングウェイで学ぶ英文法』(アスク出版)の著者お二人が、本書に推薦文をお寄せくださった柴田元幸先生・阿部公彦先生をゲス »続きを読む
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2019年6月24日(月)
【紀伊國屋書店Kinoppy & 光文社古典新訳文庫読書会 #54】「恥、礼節、恩、義理…。国民性を鋭く分析した日本人論の源流『菊と刀』の現代的意義とは?」 講師:角田安正先生 聞き手:駒井稔
第二次世界大戦中、米国戦時情報局の依頼を受け、日本人の気質や行動を研究したアメリカの文化人類学者ベネディクトが記した『菊と刀』は、その後の日本人論の源流となったロングセラーです。 日本の文化を、西洋の「罪の文化」に対して »続きを読む
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2019年6月13日(木)
物語の二つの「現場」ドストエフスキー5大長編を旅する 第2回『罪と罰』+『カラマーゾフの兄弟』 講師:亀山郁夫
2019.06.13 THU 19:00 – 21:00 ドストエフスキーの五大長編小説『罪と罰』『悪霊』『白痴』『カラマーゾフの兄弟』『未成年』を光文社古典新訳文庫で翻訳中の亀山郁夫氏が、実際にロシアとヨー »続きを読む
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2019年6月15日(土)
若島正 × 柳下毅一郎「ハーラン・エリスンを語る(+ジーン・ウルフ追悼)」 『愛なんてセックスの書き間違い』(国書刊行会)刊行記念
ハーラン・エリスンの非SF作品を集めた『愛なんてセックスの書き間違い』(若島正・渡辺佐智江訳、国書刊行会)の刊行を記念して、本書編訳者の若島正さんと、6月から刊行開始のエリスンによる伝説的アンソロジー『危険なヴィジョン( »続きを読む
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2019年6月22日(土)
ウティット・ヘーマムーン × 岡田利規トークイベント 通訳:福冨渉 『プラータナー 憑依のポートレート』(河出書房新社)刊行記念
【ジュンク堂 池袋本店】 6月27日(木)から東京芸術劇場で上演される『プラータナー憑依のポートレート』原作の刊行を記念し、来日予定の著者のウティット・ヘーマムーンさんと、同舞台の脚本と演出を手がけた岡田利規さんのトーク »続きを読む