パソコンに向かって、原文と日本語の訳文をにらみながら、ふっと翻訳作業の手を止めて眼鏡をふく。 画面から目を離して、曇った眼鏡を丁寧に布でふいていると、そうだった!と気づく。 クリアになった眼鏡をかけなおし、またパソコン画 »続きを読む
「翻訳家」タグアーカイブ
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2019年8月24日(土)
『デカルトからベイトソンへ 世界の再魔術化』(文藝春秋) 30年ぶりの復刊記念トークイベント! 佐藤良明 × 柴田元幸
人の心が、「科学的」に再編されていく過程で色褪せていった、隠喩的で、演劇的で、肉感的で、世界と一体化した知を取り戻そう(佐藤良明さん「序文」より)、という熱いメッセージのこもった1960年代のカウンターカルチャーの書でも »続きを読む
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2019年8月17日(土)
豊崎由美 × 野谷文昭 × 斎藤文子 × 柳原孝敦 × 久野量一「読んでいいとも!ガイブンの輪」第61回
「読んでいいとも!ガイブンの輪」通称〈よんとも〉は書評家の豊崎由美さんが「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんを転々として海外文学について語り合う流浪の番組、ではなくトークシ »続きを読む
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2019年8月12日(月)
宮脇孝雄「翻訳家の深読み、横すべり読み、拾い読み」 『洋書天国へようこそ』(アルク)刊行記念
【ジュンク堂 池袋本店】 新著(『洋書天国へようこそ』)では、長年膨大な洋書に親しんできた宮脇氏が、19世紀半ば~20世紀半ばの英語の古典――モダンクラシックスをカリスマ翻訳家ならではの深読み視点で紹介。 純文学からSF »続きを読む
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2019年7月1日(月)
柴田元幸トークイベント 『私たち異者は』(白水社)刊行記念
6月25日に発売となるスティーヴン・ミルハウザー著『私たち異者は』(白水社)の刊行を記念して、翻訳をされた柴田元幸さんによるトークイベントを開催します。 アメリカ文学屈指の短篇の名手が、技巧を極め、さらに凄みを増した本書 »続きを読む
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2019年6月26日(水)
田口俊樹 × 白石朗 × 池田真紀子トークイベント&サイン会 『短編画廊 絵から生まれた17の物語』(ハーパーコリンズ・ ジャパン)刊行記念
『短編画廊 絵から生まれた17の物語』 作家ローレンス・ブロックは、エドワード・ホッパーの作品は「絵の中に物語があること、その物語は語られるのを待っていること」を強く示唆していると語り、ホッパーの絵から物語を紡ぐこの短編 »続きを読む
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2019年6月11日(火)
都甲幸治『世界文学の21世紀』 第三回「人びととの出会い」 ゲスト:寺尾紗穂さん
2019.06.11 TUE 19:00 – 21:00 現在、文学の世界では何が起きているのか。 神保町ブックセンターでは、アメリカ文学研究者で翻訳家の都甲幸治さんをお招きし、変動する社会やアクチュアルな同 »続きを読む
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2019年5月31日(金)
藤井光 × 斎藤真理子 『本にまつわる世界のことば』(創元社)刊行記念トークイベント「翻訳ピープル」
この度、5月23日に発売となる『本にまつわる世界のことば』(創元社)の刊行を記念して、著者の藤井光さん、斎藤真理子さんによるトークイベントを開催します。 世界の様々な言語にある本や物語に関する表現を、ショートストーリーや »続きを読む
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2019年6月28日(金)
〈第60回 読んでいいとも!ガイブンの輪〉豊崎由美 × 柴田元幸(ゲスト)
〈読んでいいとも!ガイブンの輪〉通称〈よんとも〉は書評家の豊崎由美さんが今は亡き「笑っていいとも」の「テレフォンショッキング」方式でゲストをお招きし、素敵な本屋さんを転々として海外文学について語り合う流浪番組、ではなくト »続きを読む
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2019年5月10日(金)
金原瑞人、海外YA小説を語る -ジョン・グリーン「どこまでも亀」(岩波書店)刊行記念-
人名が難しい。遠い国の話なんてとっつきにくい。そんなイメージがつきまとう海外文学。 ちょっと興味があるな、でも何を読めばいいの? さまざまな国からやって来た膨大な数の本、本、本を前にして、ついついためらっていませんか? »続きを読む
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2019年4月28日(日)
翻訳者・越前敏弥さんト-クイベント「ダン・ブラウン作品の魅力と翻訳の楽しさ」司会:二村知子 『オリジン』上・中・下巻(角川文庫)発売記念
【隆祥館書店】 今回は、ダン・ブラウンのロバート・ラングドン教授シリーズの5作すべて(『天使と悪魔』『ダ・ヴィンチ・コード』『ロスト・シンボル』『インフェルノ』『オリジン』)で翻訳を担当した越前敏弥さんをお招きし、美術作 »続きを読む
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2019年5月13日(月)
柴田元幸トークイベント 『本当の翻訳の話をしよう』(スイッチ・パブリッシング)刊行記念
5月9日に発売となる『本当の翻訳の話をしよう』(スイッチ・パブリッシング)の刊行を記念して、著者のおひとりである、翻訳家・柴田元幸さんによるトークイベントを開催します。 柴田さんが長年翻訳の仕事を共にしてきた作家・村上春 »続きを読む
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2019年4月27日(土)
クラフトビールの楽しみ方 ブリュードッグ書籍『クラフトビールフォアザピープル』(ガイアブックス)の訳者に聞く @BREWBOOKS
【ガイアブックス】 開催日時 4月27日(土)19時半~21時 開催場所 BREWBOOKS(杉並区西荻南) 登壇者 長谷川小二郎 イベント参加費 参加費:1500円(+ワンオーダー以上) 「クラフトビールをもっと楽しみ »続きを読む
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2019年3月21日(木)
第五回日本翻訳大賞 中間報告会 金原瑞人、岸本佐知子、柴田元幸、松永美穂、西崎憲、米光一成
第五回日本翻訳大賞の中間報告会を開催いたします。 翻訳者が作った翻訳の賞である日本翻訳大賞も今年で第五回を迎えました。毎回、最終選考の五作品が決定した段階で、中間報告会を開催しているのですが、例年通り今年も行います。 選 »続きを読む
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2019年3月13日(水)
『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』(みすず書房) 刊行記念 夏目大 × 越前敏弥 トークイベント
『タコの心身問題』という翻訳書が、昨年11月に刊行されて以来、多くの媒体で紹介されて大きな話題となっています。この本の訳者の夏目大さんをお招きして、この本の魅力や出版に至るいきさつなどをたっぷり話していただきます。 トー »続きを読む
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2019年3月22日(金)
カルト的人気の英国発ダーク・ファンタジー小説 『ゴーストシリーズ』の世界を語り尽くす! 金原瑞人 × 深緑野分 トークイベント
カルト的な人気を誇る英国発ダーク・ファンタジー3部作の「ゴーストシリーズ」。 1作目の『ゴーストドラム』(サウザンブックス社)に続く、『ゴーストソング』と『ゴーストダンス』の翻訳出版をめざすクラウドファンディングが実施さ »続きを読む
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2019年3月20日(水)
都甲幸治『世界文学の21世紀』 ゲスト:椹木野衣
2019.03.20 WED 19:00 – 21:00 現在、文学の世界では何が起きているのか。 神保町ブックセンターでは、アメリカ文学研究者で翻訳家の都甲幸治さんをお招きし、変動する社会やアクチュアルな同 »続きを読む
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2019年3月2日(土)
ロジャー・パルバース氏 × 柴田元幸氏トークイベント「外国人って誰のこと?」 “Foreigner … Who Me?”
<外国人って誰のこと?> 赤い靴はいてた女の子が、異人さんに連れられて行っちゃった歌が作られてほぼ100年。 もう「異人」という言葉は使われなくなったけれど、「外国人」「外人」「ガイジン」……そう »続きを読む
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2019年2月17日(日)
野沢佳織さん朗読会『凍てつく海のむこうに』
過酷な運命に翻弄されながらも懸命に生きる若者たちを描くルータ・セペティスの邦訳第2作は、第2次世界大戦末期に起こった悲劇、客船<ヴィルヘルム・グストロフ号>の沈没を描いた傑作歴史フィクションです。 登場人物はそれぞれに秘 »続きを読む
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2019年2月8日(金)
【満員御礼】絵本『リズムがみえる』(サウザンブックス社)発売記念 金原瑞人 × ピーター・バラカン トークイベント
【満員御礼】となりました。 『リズムがみえる』はアフリカ系アメリカ人の音楽の歴史を目で見るユニークな絵本です。(サウザンブックス社 著者:トヨミ アイガス 絵:ミシェル ウッド 翻訳:金原瑞人 監修:ピーター バラカン) »続きを読む
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2019年1月31日(木)
紀伊國屋書店Kinoppy=光文社古典新訳文庫Readers Club Reading Session#49 ショーペンハウアー『幸福について』に、シチメンドウな世の中を生き抜く知恵を学ぶ 講師:鈴木芳子先生
哲学者ショーペンハウアーの『読書について』はそのマッチョな読書観が話題となり、光文社古典新訳文庫のベストセラーとなりました。今回はそのショーペンハウアーの第2弾。哲学者みずからの体験をもとに教えを授ける『幸福について』で »続きを読む
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2019年2月17日(日)
「BOOKMARK」13号刊行記念「グラフィックノベル? バンド・デシネ?」 原正人・金原瑞人・三辺律子 トークイベント
海外文学を紹介する小冊子「BOOKMARK」13号は、グラフィックノベルとバンド・デシネの特集で、16作品を紹介しています。また、巻頭エッセイでは小野耕世さんが『マウス』の作者、アート・スピーゲルマンについて熱く語ってく »続きを読む
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2019年3月3日(日)
連続講座<絵本の愉しみ>『イギリスの絵本(上・下)』(朝倉書店)完結記念 吉田新一 講演会 ”イギリス絵本の魅力をご一緒に!”
イギリス絵本の伝統を築いた作家たちーランドルフ・コールデコット、レズリー・ブルック、ウィリアム・ニコルソンなどーを取り上げた上巻に続き、伝統を受け継いだ作家たちーエドワード・アーディゾーニ、ジョン・バーニンガム、クエンテ »続きを読む
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2019年1月20日(日)
『翻訳教室 青山ブックセンター編』開講10周年記念第1弾 日本文学を英訳する『日英翻訳教室 青山ブックセンター編』 冬の公開教室
2009年4月に開講以来、多くの受講生を集め、何人ものプロの翻訳者を輩出している青山ブックスクール「金子翻訳教室」。2019年には開講10周年を迎えます。 英日翻訳に加えて、日英翻訳について学びたいというご希望を以前より »続きを読む
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2019年1月16日(水)
J.D.サリンジャー生誕100周年×映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』公開記念トークイベント「サリンジャーとアメリカ文学」ゲスト:柴田元幸
2019年1月1日に生誕100周年を迎えるアメリカの作家J.D.サリンジャーを中心としたアメリカ文学について、1月18日公開の映画『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』からのエピソードにも触れながら柴田元幸さん »続きを読む
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2018年12月7日(金)
上條淳士『東京』(小学館クリエイティブ)刊行記念 上條淳士 × 柴崎友香 × 岸本佐知子 東京を、語る
※※※ご好評につき、本イベントのお申し込み受付はすべて終了いたしました。※※※ 1983年『少年サンデー増刊号』に『モップ★ハンター』を発表、今年で画業35周年という節目を迎える漫画家・上條淳士。 11月29日に刊行され »続きを読む
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2018年12月21日(金)
【連続講座】都甲幸治『世界文学の21世紀』 第一回「ヒップホップと現代文学」 ゲスト:大和田俊之
2018.12.21 FRI 19:00 – 21:00 現在、文学の世界では何が起きているのか。 神保町ブックセンターでは、アメリカ文学研究者で翻訳家の都甲幸治さんをお招きし、変動する社会やアクチュアルな同 »続きを読む
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2018年11月29日(木)
aggiiiiiii × 上田洋子「21世紀のロシアに現れたライオット・ガール―世界は私たちが変える―」 『プッシー・ライオットの革命』(DU BOOKS)刊行記念
サッカー・ワールドカップ2018決勝戦に乱入し、世界の注目を集めたロシアのフェミニスト・パンク集団、プッシー・ライオット。 本書はそのグループ創設者のひとりマリヤ・アリョーヒナが、結成秘話からその真の目的、そして自身の信 »続きを読む
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2018年11月22日(木)
丸善ゼミナール 緊急開催 「いのちの最後の授業」講師:浦崎雅代(翻訳家)
【丸善 名古屋本店】 2018年11月22日(木)19時~20時 参加無料/6Fイベントスペース・定員20名/要予約 tel.052-238-0320 講師:浦崎雅代(翻訳家) 全身麻痺の障害を負いながらも、苦しまない生 »続きを読む
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2018年11月9日(金)
世界のハルキ・ムラカミはいかにして生まれたか 『Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち』(みすず書房)刊行記念鼎談 アルフレッド・バーンバウム × 都甲幸治 × 辛島デイヴィッド
アルフレッド・バーンバウム×都甲幸治×辛島デイヴィッド 2018.11.09 FRI 19:00 – 21:00 いまや世界で最も広く読まれている日本人小説家、村上春樹。 その英語圏での活躍の裏には、それぞれ »続きを読む