【ジュンク堂 難波店】 九州はなぜ「こう」なのか。 彼女ら彼らはどのように抵抗し、反撥してきたのか。 鹿児島の西南戦争を起点に、水俣裁判、サークル村、筑豊炭鉱、米騒動、はては神話世界へと国道3号線を北上しながら、国家に抗 »続きを読む
「思想」タグアーカイブ
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2020年8月30日(日)
生田武志 × 井上太一トーク 《人間以上》の社会正義を求めて~『いのちへの礼儀』(筑摩書房)『現代思想からの動物論』(人文書院)刊行記念
【ジュンク堂 難波店】 人類による動物たちの扱いの問題は、今日、臨界点に達しています。 大規模工場式畜産による地球温暖化、土地収奪、南北問題、大量絶滅――膨大な動物利用に支えられた私たちの生活は、環境、人間、そして動物た »続きを読む
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2020年2月8日(土)
伊藤誠 × 佐々木隆治「私たちのためにマルクスをどう読むか」 『21世紀のマルクス』(新泉社)『マルクスの思想と理論』(青土社)W刊行記念
一昨年、2018年はカールマルクスの生誕200年でした。 200年たってもなお、むしろ、200年たったことによって初めて浮き彫りになってきた資本主義の問題点があるのではないでしょうか。 そんな今日に刊行された『21世紀の »続きを読む
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2019年10月8日(火)
内田樹 × 青木真兵 トークイベント「いま、人文知の拠点をつくるということ」 『彼岸の図書館 ぼくたちの「移住」のかたち』(夕書房)刊行記念
「地方移住」がブームとなる中、移住先でどう生きるかが問われはじめています。 地方に移住すればバラ色の暮らしが待っているかと言えば、決してそうではありません。 10月初旬刊行の『彼岸の図書館――ぼくたちの「移住」のかたち』 »続きを読む
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2019年6月28日(金)
【本棚会議vol.13】榎本周平 × 栗原一樹「ポスト・ヒューマニティーズ入門講座」
【ジュンク堂 池袋本店】 売場の本棚の間で本についての話を聞く「本棚会議」。 第13回は雑誌『現代思想』でポスト・ヒューマニティーズ関連の特集を多数手掛けられた元編集長と、ポスト・ヒューマニティーズというジャンルを書店の »続きを読む
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2019年6月15日(土)
小笠原博毅 × 福嶋聡トークイベント「“わかりやすさ”が大手を振るう時代に抗う、カルチュラル・スタディーズとはー」 『真実を語れ、そのまったき複雑性において―スチュアート・ホールの思考』(新泉社)刊行記念
【ジュンク堂 難波店】 “わかりやすさ”が大手を振るう時代に抗う、カルチュラル・スタディーズとはー 小笠原博毅(著者)×福嶋聡(ジュンク堂難波店店長) 日時:2019年6月15日(土)19時〜 会場:受付3階カウンター前 »続きを読む
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2019年6月9日(日)
戦史・紛争史研究家 山崎雅弘 × 思想家 内田樹トークイベント「〝歴史修正主義とどう向き合うか〟」司会:二村知子 『歴史戦と思想戦――歴史問題の読み解き方』(集英社)出版記念
【隆祥館書店】 今回は、戦史・紛争史研究家の山崎雅弘さんが『歴史戦と思想戦――歴史問題の読み解き方』(集英社発刊)を上梓されるにあたり、思想家の内田樹さんと山崎雅弘さんにお越しいただけることになりました。 近年、書店の店 »続きを読む
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2019年5月28日(火)
菅孝行 × 友常勉トークイベント「資本主義と天皇制」 『天皇制と闘うとはどういうことか』『夢と爆弾——サバルタンの表現と革命』(ともに航思社)刊行記念
【ジュンク堂 池袋本店】 明仁から徳仁への代替わりから約1ヶ月。 日本の近現代史をひもとけば、資本主義と天皇制民主主義との密接な関わり、そしてそれに対する様々な社会運動・直接行動の系譜が浮かび上がる。 明治維新(天皇制国 »続きを読む
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2019年5月11日(土)
國分功一郎 × 互盛央 × 松本卓也 トークイベント 書物の創造性――思想の「過去」と「未来」 『いつもそばには本があった。』『創造と狂気の歴史』(講談社選書メチエ)刊行記念
この3月、講談社選書メチエの「創刊25周年」に合わせて、2冊の本が誕生しました。 1冊は、最前線で活躍する二人の著者が「対談」でも「往復書簡」でもなく、「連歌」のように綴った共著『いつもそばには本があった。』――人文書と »続きを読む
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2019年4月15日(月)
荒木優太 × 綿野恵太トークショー「左翼っぽいもの再検討2019」 『無責任の新体系』(晶文社)刊行記念
噂の在野研究者・荒木優太さんの新刊『無責任の新体系』の刊行を記念して、こちらも注目の批評家・綿野恵太さんとのトークショーを行います。題して「左翼っぽいもの再検討2019」 ロールズ、アレント、丸山眞男から高橋哲哉まで、2 »続きを読む
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2019年2月28日(木)
≪本屋体験イベント≫華厳思想と夢―「現実」を開く「わざ」― 講師:野呂靖・唐澤太輔・黒瀬陽平・亀山隆彦
【ジュンク堂 池袋本店】 華厳思想は、大乗仏教の経典『華厳経』をベースに、広く東アジアで発展した仏教思想の一つとして知られています。 そこでは、縦横無尽の「縁起」の教え、つまり、あらゆる存在が折り重なり作り上げる壮麗かつ »続きを読む
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2019年2月16日(土)
【野蛮(アナーキー)のススメ】白石嘉治 × 栗原康トークイベント「世界の徴候性を取り戻し、今を生きよ!」 『文明の恐怖に直面したら読む本』(Pヴァイン)『アナキズム』(岩波新書)刊行記念
【ジュンク堂 難波店】 白石:世界を「徴候」として捉えることが、太古から人類の自然。だから、人々は、「文明の支配」に抵抗を繰り返してきた。それを、「歴史的同時性」と呼びたい。 栗原:いつだって、いましかねえ、きっとそうい »続きを読む
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2019年2月12日(火)
山本圭 × 水島治郎トークイベント「左派ポピュリズム」とは何か? シャンタル・ムフ『左派ポピュリズムのために』、エルネスト・ラクラウ『ポピュリズムの理性』(明石書店)刊行記念
【ジュンク堂 池袋本店】 トランプ大統領の誕生や、英国のEU離脱の原動力になったといわれるポピュリズム。 この間の右派ポピュリズムの席巻に対抗するための指南書『ポピュリズムの理性』と『左派ポピュリズムのために』が刊行され »続きを読む
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2018年11月26日(月)
安藤礼二さん × 若松英輔さん × 中島岳志さんトーク&サイン会 『大拙』(講談社)刊行記念
このたび、渾身の新著『大拙』を世に問うた安藤礼二さん。その刊行を記念して、さらに意欲的なトーク・イベント(鼎談)を開催します。 お迎えするのは、若松英輔さんと中島岳志さん。少年期の禅的修道を原点にイスラーム思想へと進み、 »続きを読む
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2018年11月21日(水)
巽孝之さん × 森本あんりさんトーク&サイン会「異端の時代のパラノイド・スタイル――ホフスタッターを超えて――」 『パラノイドの帝国』(大修館書店)刊行記念
赤狩りや反テロ戦争に典型的に表れる〈パラノイド〉(陰謀論)をキーワードにした異色のアメリカ文学論『パラノイドの帝国』。 宗教思想史を通して〈正統〉〈異端〉のイメージを覆し、ポピュリズムの蔓延する「権威なき世界」を問う『異 »続きを読む
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2018年9月21日(金)
先崎彰容さん × 大澤聡さんトークセッション《新・教養主義宣言――古い「ことば」こそ、新しい》
最近、『維新と敗戦――学びなおし近代日本思想史』(晶文社)を刊行した先崎彰容さんと、『教養主のリハビリテーション』(筑摩書房)の大澤聡さん。 1990年代後半、大学に入学したお二人は、そこで教養の崩壊を目の当たりにしまし »続きを読む
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2018年7月21日(土)
【本棚会議vol.3】洪貴義 + 早尾貴紀トークセッション「講義ポストコロニアリズムを再考/再興する」 『ポスト・オリエンタリズム』(作品社)刊行記念
【ジュンク堂 池袋本店】 開催日時:2018年07月21日(土)12:45開場 13:00開演 場所:ジュンク堂書店池袋本店 4F人文書売場カウンター前 定員:15名 入場料:無料 書店の本棚の間で本と思想をめぐる話を聞 »続きを読む
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2018年6月28日(木)
鵜飼哲 × 本橋哲也 × 早尾貴紀トークイベント『ポスト・オリエンタリズム』(作品社 )を読み解く
日にち:平成30年6月28日(木) 時間:18:30~ 会場:三省堂書店 神保町本店8階特設会場 下記いずれかの方に参加整理券を差し上げます。 A)対象書籍を当店でお買い上げの方。 B)当日、会場にて参加料500円(税込 »続きを読む
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2018年2月15日(木)
【満員御礼】稲葉俊郎をかたちづくるもの『いのちを呼びさますもの』(アノニマ・スタジオ)刊行記念 稲葉俊郎トークショー
【満員御礼】となりました。 東大病院医師・稲葉俊郎さんの初の単著『いのちを呼びさますもの ひとのこころとからだ』(アノニマ・スタジオ)の刊行を記念して、トークショーを行います。 著者の稲葉氏は、東大病院の循環器内科医とし »続きを読む
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2017年11月13日(月)
『不寛容という不安』(彩流社)刊行記念 真鍋厚さん × 宮台真司さん トークセッション 「分断と孤立を終わらせるには?」
真鍋厚さん『不寛容という不安』(彩流社)の刊行を記念して、社会学者・宮台真司さんとのトークセッションを開催します。 なぜこんなにも生きづらい時代になったのだろうか? 「排外主義」という「敵意」が蔓延する世界の背後には一体 »続きを読む
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2017年9月25日(月)
中島岳志先生 トーク&サイン会 なぜ親鸞の思想は『ファシズム』と接続したのか? 『親鸞と日本主義』(新潮選書)刊行記念
『歎異抄』の再評価や倉田百三『出家とその弟子』のベストセラーなどによって、大正から昭和初期にかけて起きた親鸞ブーム。 その「絶対他力」や「自然法爾」の思想は、やがて天皇中心の〝国体〟を正当化する論理として、戦前の右翼や »続きを読む
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2017年9月27日(水)
知の饗宴 『勉強の哲学』(文藝春秋)『動きすぎてはいけない』(河出書房新社)千葉雅也 ×『触れることのモダニティ』(以文社)高村峰生トークイベント
梅田 蔦屋書店、人文書待望のイベントです。 「勉強とは、これまでの自分を失って、変身することである。 だが人はおそらく、変身を恐れるから勉強を恐れている。」 今話題の書である『勉強の哲学 来たるべきバカのために』(文藝春 »続きを読む
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2017年7月11日(火)
加藤典洋 × 上岡伸雄「9・11後の世界と敗者の想像力」『敗者の想像力』(集英社新書)刊行記念
今年の5月、加藤典洋さんの新刊『敗者の想像力』が発売になりました。日本の「戦後」認識にラディカルな一石を投じ、90年代の論壇を席巻した論考『敗戦後論』から20年。鶴見俊輔や吉本隆明、山口昌男、大江健三郎といった硬派な書き »続きを読む
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2017年7月25日(火)
『敗者の想像力』(集英社新書)刊行記念 加藤典洋 × マイケル・エメリック トークイベント 戦争に敗れた日本で育まれた
【ジュンク堂 池袋本店】 開催日時:2017年07月25日(火) 19:30〜 今年の5月、加藤典洋さんの新刊『敗者の想像力』が発売になりました。 1945年、日本は戦争に負け、他国に占領されました。それから四半世紀。私 »続きを読む
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2017年5月1日(月)
【満員御礼】『ゲンロン0 観光客の哲学』(ゲンロン)刊行記念 東浩紀 × 宮台真司 トークショー
【満員御礼】となりました。 代官山 蔦屋書店で東浩紀と宮台真司が語る! 日本を代表する思想家である東浩紀さんが「存在論的、郵便的」以来、自身の約20年にわたる思想・批評の集大成となる新著「ゲンロン0 観光客の哲学」を刊行 »続きを読む
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2017年4月15日(土)
今福龍太 × 松田法子「境界の場所にはクレオールの虹が立つ」今福龍太コレクション〈パルティータ〉『クレオール主義 パルティータⅠ』(水声社)刊行記念
26年前に初版が刊行され、以後、読者の静かな支持を得ながら変容をつづけてきた書物『クレオール主義』。 日本における「境界の思考」「ボーダー論」「ポストコロニアル研究」の重要な一里塚となったこの著作が、このほどまったく新し »続きを読む
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2017年4月15日(土)
山本哲士『ブルデュー国家資本論』(EHESC出版局)刊行記念 〜国家を知ることは、自らを知ること〜
【ジュンク堂 池袋本店】 開催日時:2017年04月15日(土) 19:30〜 山本哲士(文化科学高等研究院ジュネラル・ディレクター) 聞き手:木畑壽信(評論家) 『吉本隆明と『共同幻想論』』(晶文社)、『フーコー国家論 »続きを読む
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2017年3月18日(土)
森一郎さんトークショー ニーチェの主著『愉しい学問』で遊ぶ 「声に出して読める」哲学書の魅力 ニーチェ著・森一郎訳『愉しい学問』(講談社学術文庫)刊行記念
ニーチェといえば『ツァラトゥストラはこう言った』が有名ですが、それに劣らない重要性をもつ著作が、『愉しい学問』です。長らく『悦ばしき知識』と訳されてきた題名 “Die fröhliche Wissenschaft” は、 »続きを読む
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2016年6月24日(金)
佐々木隆治 × 斎藤哲也「本当のマルクスを語ろう – 物質代謝論から見えてきた新たな可能性」
佐々木 隆治(立教大学経済学部准教授) 斎藤 哲也(編集者) 18:30開場 19:00開演 マルクスの思想に対する理解はその世界的な広がりに対して、様々なイデオロギーに都合のよい読解や切り貼りで利用され、特に一 般に喧 »続きを読む